かぶとたいぞうです。
私には子供が2人います。上が娘で下は息子です。
身内自慢になりますが、自慢の娘と自慢の息子です。
2人とも立派な大人になった
2人とも大学を卒業して、2人ともいいところに就職して、2人ともいい人と結婚して、2人ともいい子供を授かりました。私の孫たちです。
2人とも経済的に独立しています。私がお金の心配をすることはありません。お金をせびられることもありません。
なんの問題もない
何か問題を起こして私が心配したり迷惑を被ることもありません。
それらは私にとって当たり前のように感じていました。
しかし、同級生や知人の話を聞くと、私は幸せなのだと気付かされます。
常に子供のことで悩んでいる人もいる
同級生や知人の中には、子供のことでいつも悩んでいる人がいます。
子供の就職先がない。子供がいつまで経っても独立しない。子供にお金の無心をされる。子供が問題を起こした。などなど。
子供にお金がかかるからリタイアできない人
定年退職してリタイアしようにも、未だに子供にお金がかかるから働かざるを得ないという人もいます。
子供といつもケンカしているという人もいます。
いつまでも子供と一緒に暮らして、毎日がドタバタ劇で、にぎやかそうで羨ましい気もします。
お互い寄生して生きる親子
でも、子供には経済的に親に寄生しようというズルさが生まれ、親の方にも将来は子供に老後の面倒を見てもらおうという打算が働きます。
そのまま幸せに暮せばいいですが、お互いの目論見が外れてケンカになり、最後は刃傷沙汰に発展する親子の例もあります。
親子の刃傷沙汰、毒親
面倒をみているつもりが「毒親」と呼ばれるのです。
「こんなふうになったのは親のせいだ」と母親を刺し殺す息子もいます。
やっぱり親も子も、お互いに経済的にも精神的にも自立して、それぞれが元気に生きたほうが健康的です。
親にとっての本当の幸せ
親の本当の幸せは自分の子供がりっぱに生きていくことです。いつまでも自分のそばにいることではありません。
親孝行とは子供自身が健康で幸せになることです。親の面倒を見ることではありません。
自分が死んだあとも自分の子供がしっかりと幸せに生きていってくれることが親にとって一番の幸せなのです。
親孝行とは
子供が自分の力でしっかりと生きていくことこそが親孝行なのです。
身内自慢に聞こえるかもしれませんが、うちの子供は2人とも親孝行だと思います。なんの心配もありません。
親子は互いに自立して、たまに会うのがいい
親子お互いが精神的にも経済的にも自立して、たまに会って酒を飲んだり食事をして楽しい話をするのが一番です。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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