かぶとたいぞうです。
ジンギスカンと言えば北海道のソウルフードの1つですが、私はラム肉をほとんど生で食べます。
好き嫌いの話ですから、よく焼いて食べる人もいてけっこうです。しかし、北海道ではラム肉はさっと焼いて食べる人が多いです。
ラム肉は色が変われば食べられる
道外からのお客さんが来ると自宅で、あるいはビール園なんかでジンギスカンを振る舞うのが北海道流の歓迎です。その時、ジンギスカンの焼き加減を説明するのに「肉の色が変わったら食べられます」と言うのが昔から決り文句になっています。
私は色が変わる前に、まだ赤いうちに食べます。
羊の肉は本来は生で食べても大丈夫なのです。しかし調理加工の過程で雑菌が付着する可能性もあるので、いちおう表面だけさっとは焼くのです。
レバ刺事件以来、肉の生食は敬遠されたが
以前、レバ刺しで食中毒が頻発して、それ以来肉の生食は敬遠されてきました。
あの当時は衛生管理の充分でない店が、あまりにも安易にレバ刺しなどの生肉を提供しすぎたのがいけなかったのだと思います。
本来、きちんとトリミングした牛肉や牛レバーは、新鮮なものなら生食可能です。
羊、牛の他、鶏、馬、鹿、なども適正な処理をすれば生食可能なのです。
豚を生で食う通ぶった人が危険
豚は生では食べれません。
以前、いかにも通ぶった人とホルモン屋に行った時、彼は豚ホルモンをほとんど焼かずに生で食べて「これが通の食べ方だ」と自慢していました。そんな人が粋がって危険な食べ方をするから食中毒が増えるのです。
きちんとした知識ときちんとした処理さえしていれば、豚以外の肉の生食は今でも有効なのです。
今日も私はラム肉をほとんど生で食う
今日の我が家の晩ごはんはジンギスカンです。当然今日も半生で食べます。
北海道で売られているラム肉はほとんどがニュージーランドかオーストラリア産のもので、カットされて冷凍されたものです。
肉をカットする加工工場が衛生的であれば、食中毒の恐れはほとんどありません。
別にラム肉の半生をおすすめしているわけではない
とはいえ、別にラム肉の半生をおすすめしているわけではありません。ラム肉はマトン(親羊)とは違い、よく焼いてもそれほど固くならず、それはそれで美味しいのです。
肉の焼き方は好みですから、ご自分の好きな焼き加減でジンギスカンをお楽しみください。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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