【米国株】思いっきりの良さと慎重さと、どちらが大事なのか

かぶとたいぞうです。

北海道にもようやく春が訪れ、私はいま庭造りに夢中です。

先日、札幌のシンボルでもあるライラックの苗を買ってきました。我が家の庭の南側角がちょうど空いているので、新たに植樹しようと思ったのです。



札幌のシンボル、ライラック

ライラックの苗:kabutotai.net

苗は4日前に買ったのですが、植樹はまだ見合わせていました。天気予報では今週寒くなるというのです。万が一にも雪が降ったら枯れてしまうかもしれないと思って大事を見て居間の出窓に置いときました。

昨日の札幌はけっこうな雪だった

思ったとおりです。昨日札幌では結構な雪が降りました。今朝の庭の写真です。

雪が積もった庭:kabutotai.net

苗を買ってきた日、思いきって「えいっ」と植樹しようとも思いましたが、思いとどまって正解でした。

思いっきりの良さも大事ですが、慎重さも大事ですよね。



米国株の売買では慎重さはどうなのか

さて本題の米国株のお話です。

米国株はここのところ上がってばかりです。

ペプシコの株をもう少し買い足したいのですが、高すぎで手が出ません。現在ペプシコの株価は140ドルを超えています。

思えば、かつてマネックス証券からSBI証券に株を移した時、移管手続きが面倒なので市場で売買して移しました。その時のペプシコの株価が100ドルを超えていて、高すぎて手が出ないと思ったのです。

米国株の売買では慎重さがアダになることも

たしかマネックスで95ドルくらいで売って、すぐにSBIで買えばいいものを、色気を出してもう少し安く買おうと思っているうちに100ドルを超えたのでした。

結局時間がかかってようやく100ドルちょっとで買い戻したのです。

今思えば、あの時に100ドルでも110ドルでもいいからもっと大量に買っておけばよかったと思います。結果論ですが。



米国株を買う時は思いっきりの良さが必要なのか

昨年の3月にコロナショックで株価がうんと下がった時がありました。私はペプシコの株を103ドルでけっこう買いました。しかし今思うと、あの時にもっと思いっきり良く買えば良かったと思っています。翌日はもっと下がるかもしれないと思って、少しずつ慎重に買い進めようと思ったのでした。

慎重さも大事ですが、思いっきりの良さも大事ですよね。

何が言いたいか。

思いっきりの良さと慎重さのどちらが大事か

思いっきりの良さも、慎重さも、時には奏功するし時には失敗の原因にもなる。すべては結果論だということです。

大胆か慎重か:kabutotai.net

「物の本」には「思いっきりの良さが大事だ」とか、「いや、慎重さのほうがもっと大事だ」とか、いろいろ好き勝手なことが書かれています。

でも本当は、いずれも時には大事だし、いずれも時には失敗の原因になり得るのです。



正しい者が勝つのではなく、勝った者が正しい

「正しい者が勝つのではなく、勝った者が正しい」という話に似ています。「勝てば官軍」なのです。

特に株は結果がまったく予想できません。

うまくいった人は「自分はこうしたからうまくいった」と自慢しますが、再現性がないので他の人が同じことをやってもうまくいくとは限りません。

株の世界はすべて結果論

株の世界はすべて結果論なのです。

今は米国株が上がっているから、「あの時はもっと思いっきりよく買えば良かった」となるのです。逆に下がっていれば「もっと慎重にいけば良かった」となるのです。だから株は難しいのです。

結局少しずつコンスタントに買うしかありません。



時ならぬ雪を見て無常を知る

気候は常に変化します。暖かな日の次の日に雪が降ることもあります。株価はなおさらです。予測すらできません。

思いっきりの良さが成功を勝ち取るのか、慎重さが成功に結びつくのか、それは誰にも分からないのです。

だから株は難しいのですが、やはり「勝った者が正しい」のです。

札幌に昨日降った4月の雪を見て、そんなことを思いました。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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