かぶとたいぞうです。
ここパタヤでは今ごろ慌ててマスクを買い求める人が増え、セブンイレブンやスーパーマーケットなどではマスクは売り切れ続出です。
新型コロナウィルス報道で慌て出したパタヤ市民
新型コロナウィルスの感染者、死亡者が一気に増えているという報道にパタヤ市民も動揺を始めたようです。
世界各地での2次感染、フィリピンでの初の海外死者などの報道を受け、今頃になって事の重大さに気づいた人も多いのではないでしょうか。
タイの人はそれだけ呑気だったとも言えます。
私はpm2.5対応でマスクを買っていた
私はPM2.5対策でマスクを買っていたので全く慌てませんが、今までマスクを買っていなかった人は慌てているようです。
今日、サウスパタヤのツッコムの前の路上で、どこかの職員のような服装の人がマスクを配っていました。「コロナ~、コロナ~」と叫びながら。
パタヤの路上マスク売り、マスク不足の便乗商法か
市の職員か保健所の職員が無料配布しているのかなと思って見てみると、なんと1袋100バーツと書かれています。1袋にマスクが何枚入っているのか分かりませんが、見た感じ1枚かせいぜい2枚だと思います。
騒動前に私がセブンイレブンで買ったPM2.5対応マスクは2枚入りで19バーツでしたから、100バーツは暴利だと思います。
どこから調達したマスクなのか
それよりも私が感じたのは、そのマスクがどこから来たものか、という疑念です。
マスクが入ったビニール袋は全て同じ新しいものです。しかし袋の中のマスクは青いもの、ピンクのもの、白いもの、色も形もまちまちです。
どこかの病院のゴミ箱をあさってビニール袋に入れた可能性もあります。疑ったらキリがありませんが、実際、中国ではそのような事例が多発しているそうです。
マスクは出元のはっきりした信用できる店以外では買わない
マスクとか薬とかはちゃんとした店で買わなければならないと思います。
例えばセブンイレブンで買ったマスクなら、きちんとしたメーカーで作られたものに決まっています。万が一何かがあればセブンイレブンに責任を追求することも可能です。
しかし路上で買ったマスクが原因で新型コロナウィルスに感染したとしても、業者はとっくにどこかに行ってしまった後です。誰にも責任を追及できません。「路上でマスクを買ったあなたが悪い」と言われるのがオチです。
新型コロナウィルスは洗剤に含まれる界面活性剤に弱い
私はマスクを洗剤で洗って何回も使います。コロナウィルスは界面活性剤に弱いと聞いたからです。普通の洗濯洗剤には界面活性剤がふんだんに含まれています。
マスクはとりあえず感染者からの飛沫を防げばいいので、コロナウィルス対応である必要はありません。
N95マスクは必要ない、飛沫さえ防げば良い
コロナウィルスの大きさより細かい密度のマスクでなければならないということはありません。
N95マスクなんてしていたら息ができません。空気中を漂うコロナウィルスを防ぐのであれば睡眠中もシャワーを浴びるときもマスクをしなければならないことになりますが、そこまでは必要ありません。
新型ウィルスに対するマスクの役目は飛沫を防ぐこと
大事なのは感染者のくしゃみや咳の飛沫を防ぐことです。感染者の飛沫にはウィルスが大量に含まれているからです。飛沫を防ぐだけなら普通のガーゼマスクでも充分なのです。
得たいの知れないマスクを買うより洗って何回も使う
だから出元のはっきりしないマスクを買うぐらいなら今のマスクを洗剤で洗って再利用する方がよっぽど安心です。
医療関係者が2次感染を防ぐために使い捨てにするのとは意味が違うのです。
日本では今どき路上販売なんてあまり聞きませんが、ここタイでは屋台など路上販売が主力です。だからついうっかり買ってしまいそうですが、マスクは気を付けなければならないと思います。
おそらく新品のきれいなマスクを売っているのだろうとは思います。しかし、「ここは日本とは違う」ということ、「海外では自分の身は自分で守るしかない」ということを常に意識しなければならないと思います。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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