かぶとたいぞうです。
昨年(2019年)の夏ぐらいから高騰を続けていたタイの通貨タイバーツが急に下がり始めました。
1バーツ3.6円が3.47円に
昨年の12月まで1タイバーツは3.6円以上でしたが、私がこのブログを書いている2020年2月1日現在、1タイバーツは3.47円まで下がっています。
タイの両替所は逆数、1円=
タイの両替所の表示は1円=なので、逆数になります。つまり12月まで1円=0.277だったものが、現在1円=0.288になったのです。
10万円を両替すると、ちょっと前まで27,700バーツしかもらえなかったのが、今は28,800バーツもらえるのです。その差は1,100バーツ(4千円弱)です。1万円につき100バーツ以上得なのです。
タイバーツの高騰に悩まされていたタイ政府と外国人
昨年の夏以来タイ政府は高すぎるタイバーツに悩まされていました。タイバーツが高すぎるので外国人観光客が激減したからです。特に中国人観光客が減りました。
私たちタイに住む外国人も同じ理由で悩まされていました。物価が安いはずのタイで、日本円に換算すると全て高く感じるのです。
円の安い日本に観光客を取られていたタイ
その間ずっと円安だった日本に中国人観光客を取られていた感じです。
タイ政府はタイバーツが下がるよう、たびたび口先介入しましたが効果はまったくありませんでした。
それがここに来て急にタイバーツが下がり出したのです。下がった理由は後にエコノミストが後付けの理由で解説するでしょう。
武漢発の新型コロナウィルスもタイバーツ急落の一因か
武漢発の新型コロナウィルスの影響でタイの観光収入が激減するのではないかと報じられています。その事も今回のタイバーツ急落と無関係では無いように思います。
さて私はタイで生活している間は、日本の銀行から自分でタイの銀行口座に送金しています。送金にはトランスファーワイズを使っています。
トランスファーワイズでタイにいながら自分の口座間で送金
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リタイアメントビザを維持するために80万バーツには手を付けることができません。
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だから頻繁にタイバーツのレートを見て、バーツが下がったときに10万円か20万円単位でトランスファーワイズでタイに送金するのです。
既に40万円の送金、タイバーツがもっと下がれば更に送金
既にこの4日間で10万ずつ4回、計40万円を送金しました。週明けにタイバーツが更に下がったらもっと送金します。
タイで生活すればどうせ使うお金です。安い時にどんどん送金したいと思います。
大量送金のチャンス到来かも
タイで生活している人、これからタイのリタイアメントビザを申請しようと思っている人、日本に一時帰国している人、大量送金のチャンス到来かもしれません。
ただしどこまで下がるか分からないので1度にたくさん両替(送金)せず、私のように何回かに分けたほうが無難です。ただしトランスファーワイズの場合10万円を切ると手数料が割高になるので最低10万円以上がおすすめです。
しばらくはタイバーツのレートから目が離せない
以前は1バーツが2.5円まで(1円が0.4バーツまで)下がったこともあります。そのとき私は100万円以上両替をして自分の銀行口座に入れておきました。そのお陰でタイバーツが上がった後もしばらくの間は楽でした。
今回はそこまでは下がらないかもしれませんが、経済情勢が激変する時は通貨レートがいつ急落するか分かりません。今後しばらくの間は毎日の通貨レートから目が離せないですね。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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