かぶとたいぞうです。
私はけっこうな酒飲みです。飲む酒は辛口に限ります。
日本酒は本醸造が好きだ
日本酒なら本醸造が好きです。純米吟醸とか大吟醸とかは口に合いません。それらは私には甘く感じるのです。昔で言うと二級酒が好きなのです。
本醸造は醸造アルコールが添加されています。いわゆるブレンドです。辛口の本醸造はブレンドによりいい感じの辛口に仕上がっているのだと思います。
辛口の本醸造は玄人の味、大人の味
辛口の本醸造には玄人っぽい粋を感じます。にわか日本酒ファンや通ぶった素人には分からない味です。
大人の味です。
ウィスキーならジョニ赤が好きだ
ウィスキーならジョニーウォーカーの赤が好きです。ジョニ赤もモルトをグレーンでブレンドした言わば本醸造です。
ジョニ黒と違ってジョニ赤は辛いです。その辛さが好きなのです。辛くて松ヤニっぽいような焦げたような香りがたまりません。ジョニ赤も大人の味です。
パタヤのムーガタパーティーで振る舞うジョニ赤
パタヤのいつも行く食堂で、常連同士がお金を出し合ってムーガタパーティーをやることがあります。
ムーガタとは焼き肉のようなものです。北海道のジンギスカン鍋のような形の鍋で豚肉を焼きます。鍋の縁の窪みにはスープを入れて野菜などを煮ます。焼き肉としゃぶしゃぶをいっぺんにやるような料理です。
そのムーガタパーティーに私はよくジョニ赤を持って行き、みんなに振る舞います。私も飲みたいのです。
タイでは高いスコッチウイスキー
タイではスコッチウイスキーは驚くほど高いです。でもムーガタパーティーの時ぐらいはみんなにも飲ませたくて、はりこみます(奮発します)。
ムーガタパーティーは1、2ヶ月に1回、有志が集まって開催されます。
タイのお金持ちがわざわざジョニ黒を持って来た
ある時、たまに来るタイのそこそこお金持ちの人が、わざわざジョニ黒を持ってムーガタパーティーに参加してくれました。私がジョニ赤が好きだという事を他の常連から聞いていたようです。彼は日本人びいきなのです。
「ジョニ赤より本当はジョニ黒が好きなのだろう。でもジョニ黒は高いからいつもジョニ赤で我慢しているのだろう」と思われたようです。
テーブルにならんだジョニ黒とジョニ赤
その日も私はジョニ赤を持って行ってたので、テーブルの上にはジョニ黒とジョニ赤の2本が並び豪勢な雰囲気にりました。
せっかく持ってきてくれたので、私も彼に勧められるままにジョニ黒を1杯頂きました。
甘い。
ジョニ黒はやっぱり私には甘い
決して砂糖甘いわけではありません。厳密に言えば甘いのではなく、まろやかなのです。カドがとれて口当たりがよく、味わいも深いのですが私にはもの足りません。
パンチが効いてないのです。アタックが無いのです。
ちょうどいい機会なのでジョニ赤と飲み比べてみました。全く同じ条件で飲んでみました。
ジョニ黒とジョニ赤の飲み比べ
2つのグラスにそれぞれジョニ赤とジョニ黒を入れ、ストレート、ロック、ソーダ割と3種類の飲み方を試しました。
やっぱりどの飲み方でも私にはジョニ赤が向いているようでした。
私が赤と黒を比べ飲みし、その後赤ばっかり飲んでいる様子を見ていたタイのお金持ちが「遠慮しないで黒を飲んで下さい」と勧めてくれました。
ジョニ黒も頂いたがやっぱり私にはジョニ赤がいい
かたくなに断ったり、「赤のほうがいい」と言うのも失礼なので「ありがとう」と言ってジョニ黒も頂きました。だって彼はわざわざ私のために買って来てくれたのだと思いますから。
しかし本当は本心、ジョニ赤のほうが好きなのです。
私がジョニ黒をあまり飲まないので他のメンバーは喜んでジョニ黒ばかり飲み、ジョニ黒のボトルはあっという間に空になりました。
ニッカの「余市」も好きだ
そう言えばニッカの余市工場でその名も「余市」という名のウィスキーを買って飲んだことがあります。意外と私好みだったのでその話をウィスキー好きの人に言ったら「辛いのが好きなんですね」と言われました。
やっぱり私は日本酒でもウィスキーでも辛いのが好きなのです。
体が辛口の酒を求めている
どうしてか分かりませんが、体が辛口の酒を求めているのだから仕方ありません。
本心に向き合ってこれからも酒は辛口です。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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