気を付けよ、しつこい神は死神

かぶとたいぞうです。

宗教でも、会員制組織でも、個人的なお付き合いでも、「しつこい神は死神」と覚えておいたほうがいいです。



私は子供の頃から付き合いが良くて苦労した

私は子供の頃から付き合いのいいほうなので、この手の組織の勧誘を断りきれず今までずいぶん苦労しました。

この手の組織は必ず「あなたのために」と言って、しつこく、しつこく勧誘します。軽く断っても効き目はありません。勧誘者の面の皮は厚く、多少の拒否はすべて無視されます。

「1回でいいから」の罠

いくら断っても、「一回でいいから」「一回だけ会合に参加して、嫌だったら断ってくれてもいい」などと言って引き下がりません。もちろん一回行ったらそのまま引きずりこまれます。

もし本当に「私のために」と思って勧誘しているのなら、そんなにしつこく勧誘するはずがありません。

何か勧誘者にメリットがあるのでしょう。



パタヤで日本人グループに勧誘された

パタヤでも、ある日本人に彼の所属する日本人グループに入るよう勧誘されました。

飲食店で偶然知り合った日本人ですが、「とにかく一回だけ顔を出してくれ。メンバーを紹介したい」と誘われたのです。

私がお断りすると、「なぜ」「どうして」の連発です。

「次回の会合が今度の土曜の夕方だから、気が向いたら顔を出してほしい」

「うちのグループは『来るもの拒まず、去るもの追わず』だから、お気軽に」

と言われたので、軽く「考えておきます」と返事をしました。そして電話番号を教えちゃいました。

パタヤの日本人グループの強引な勧誘手口

すると土曜の夕方に電話が来て、「場所は〇〇だから今すぐ来てほしい、みんな待っているから」と一方的に言うのです。

「そんな急に言われても行けない、そもそも行くとは言ってない」と言うと、「ドタキャンは困る」とゴネるのです。まったく困ったもんです。



もちろん私は行かなかった

私はもちろん行きませんでした。ここで妥協して会合に参加すれば、過去と同じことの繰り返しです。こういうしつこい組織は一度参加するとやめさせてはくれないのです。

彼は会いたくない日本人なのですが、私のよく行く飲食店に私を狙ってやってきます。

「私の顔を立ててほしい」

「前回はドタキャンされて本当に困った。次回こそ出席してほしい。私の顔を立ててほしい」としつこいのです。私のせいで面目が潰れたとでも言いたげです。

この人は普通じゃないと思って無視していたら、今度はこんなことを言うのです。



「あなたのために」

「このあいだもパタヤで日本人の孤独死が見つかった。あなたも異国でひとりならいろいろと不安があるはずだ。日本人同士助け合って生きていったほうがいい。あなたのために言っているのだ」

私は言い返しました。

「私はタイ人の友人も多いし、ファランの友人もいる、数少ないが信用できる日本人の友人もいる。だから新しい日本人の知り合いを作る必要はない。せっかくパタヤで生活しているのに日本人同士で群れたくはない」

ああ言えばこう言う

すると彼は、「ああ言えばこう言う」スタイルで何を言っても反論するのです。

この人にはケンカ覚悟で厳しく断らないとだめだなと思った私は彼にこう言いました。

「しつこいですよ。私は嫌だと言っているじゃないですか、何回も断っているじゃないですか、それでもまだ誘うのですか」

すると彼は動揺する顔も見せず、悪びれもせず、こう返してきました。

「分かりました。もうこれ以上しつこく言いません。だから次回の会合だけは顔を出してください。あなたのためですから」



しつこい神との決別

私は最後にこう言いました。

「それがしつこいのです。もうあなたとは話したくありません」

私は席を立って彼と決別しました。

のつもりだったのですが、その後も彼は私がその飲食店で食事をしている姿を見つけては寄って来てまた誘うのです。きりがありません。いったい彼はどんな神経の持ち主なのでしょうか。

彼のおかげでその飲食店にも行きづらくなりました。

私はしつこい神には毅然とした態度をとり続ける

でも私は絶対にその会合へは参加しません。彼と会っても毅然とした態度を取り続けます。

私ももう結構な歳です。同じような失敗を繰り返したくはありません。今までの学習能力を発揮しなければなりません。

「しつこい神は死神」です。私の経験上これは間違いありません。はっきりしています。

死神:kabutotai.net

そんなにしつこく誘う組織は気持ち悪いです。そんな所に行ったら何が起こるか分かりません。禍(わざわい)のもとです。



しつこい神には近づかない

みなさんもしつこい人やしつこい組織には近づかないほうがいいですよ。誘われても毅然とした態度をとったほうがいいですよ。そんな人や組織には禍があっても福はないですから。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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