かぶとたいぞうです。
米国株が下がる中、昨夜も果敢に買いました。昨日買ったのは、世界最大の軍事企業LMTロッキード・マーチンの株です。
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昨日の米国株式市場は幕開けから上昇しましたので、「今日は買い場はないだろう」と諦めておりました。先週大いに下げたので少し回復するのだろうと思ったのです。
途中から急落した昨夜の米国株式市場
昨夜のチェンマイは蒸し暑く、なかなか眠れませんでした。夜中に何回か起きました。夜半過ぎにスマホで米国株市場を見てびっくり。米国株は全体的に急落していたのです。ダウ平均も前日比マイナスに転じていました。
原因不明で急落したLMTロッキード・マーチン
特に目を引いたのがLMTロッキード・マーチン。どういうわけか300ドルを切っているではありませんか。更なる買い増しを狙っていたLVSラスベガス・サンズも50ドルに近づいています。私は飛び起きてノートPCの電源を入れました。
ラズベガス・サンズは数日前から株価を下げていましたから理解できましたが、ロッキード・マーチンの株価が急落したのは意外でした。
LMTロッキード・マーチン株を20株買い足した
ノートPCが立ち上がるまでの間にスマホでロッキードマーチンの情報を集めました。業績は好調。これといってマイナスのニュースもありません。同じ業界2位のボーイングも思いっきり株価を下げています。これは業界的な理由での一時的な下がりであり、致命的な問題ではないと直感で分かりました。
ノートPCが立ち上がったタイミングでロッキード・マーチン株を10株、成り行きで買いました。295.46ドルで買えました。
10株とはずいぶん細かいと思われるかもしれませんが、1株300ドル近いので、10株でも日本円にすると30万円を超えます。
また、原因不明で大きく値を下げた株を買う時はあわてず分散して買った方いいのです。
ロッキード・マーチンはままだ下がそうだったので、290ドルでもう10株指値買い注文を入れました。ほどなくしてそれも成立。さらに下がりそうだったので280ドルでも買い注文を入れましたが、それは成立しませんでした。
結局20株、約60万円の投資に終わりました。
ラスベガズ・サンズは50ドルで指値買い注文を入れておりましたが、一番下がった時が50.1ドル。わずか10セント差で成立には至りませんでした。
LMTロッキード・マーチン株が急落した原因・理由
昨夜からいろいろなニュースソースを探していますが、ロッキード・マーチンが急落した原因は分かりません。おそらく誰も分からないのだと思います。
ボーイングはロッキード・マーチンよりも下がったので、軍需産業全体の業績にマイナスの影響のある原因だと推測できますが、そのような原因も見当たりません。世界の地政学的リスクは下がっていません。
今日になってから、いくつかのそれらしい評論を見つけました。主に次のような論調です。
- 中国との貿易戦争のゆくえ懸念
- その中で特に貿易に敏感な工業部門に影響
- 世界経済の先行き不安
- 米国中間選挙の影響
- 規制強化懸念とハイテク株不安
- トイツのメルケル首相の発言
- サウジアラビアの問題
などなどです。
しかし、いずれの理由もロッキード・マーチンや軍需産業の株価が急落した理由として合点のいくものではありません。
おそらくそのうちに誰かがそれらしい理由を思いついて発表するのだと思います。そしてそれがいかにも「それらしい理由」だとなると、各マスコミ、アナリストがいっせいに口調を合わせて、さも最初から知っていたような口ぶりで得意げに解説するのです。最初から分かっていたのなら、なぜ急落しているときに言わなかったのか。マスコミやアナリストはいつもこのパターンです。
今のところ、まだ誰も軍需産業株価急落の「それらしい理由」に言及していません。みんな押し黙って、誰かが口を開くのを待っているようです。
株価急落の本当の理由は誰も知らない
どうしてロッキード・マーチンの株価が下がったのかは誰にも分かりません。あとになってからそれらしい理由付けがなされるだけです。
ロッキード・マーチンに限らず、株価が急落する理由は誰にも分かりません。分かるのは誰かが何らかの理由で大量に売ったということだけです。なぜ売ったのかは売った本人に聞かなければ分かりません。重要情報を知ったのかもしれませんが、単に現金が必要になっただけかもしれません。
誰かが大量に売ったから値が下がる。値が下がったら、もっと下がるかもしれないと心配する人が利益確定、あるいは損失を増やさないために持ち株を売る。コンピュータプログラムによってそのようにルール付けられた機関投資家もつられて大量に売る。売る人が増えるから値がどんどん下がる。下がればその他大勢の人も不安になって売る。さらに株価が下がる。
現象としてはそんなことだと思います。
理由はいつも後にこじつけられる
株価が下がる原因はいろいろあって1つに特定できません。でもいわゆるアナリストとかエコノミストと呼ばれている人は、なんらかの理由をつけたがるので後付けの理由ができるのです。
ロッキード・マーチンは優良企業です。つぶれる心配もありません。今夜も値が下がれば果敢に買い足します。
ごきげんよう。
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