かぶとたいぞうです。
不謹慎かもしれませんが、今夜の米国株式市場がどこまで下がるか楽しみです。
週明けの日経平均は、先週の4月3日、4日の下落よりもさらに大きく下がっています。下がりがますます加速している感じです。
今夜の米国株
きっと今夜の米国株も思いっきり下がるでしょう。
私は既に全ての余力資金をSBI証券に移動しました。
そして試しにペプシコに指値で数株、買い注文を入れておきました。金額は明かせませんが、かなり低い株価で注文しました。
もしその株価で買えたら、さらに安い株価で追加注文を入れます。また、もし起きていられたら、場合によってはリアルタイムで成行買いを入れます。
株価下落のパターン
株価が下がる時は、数週間から数ヵ月をかけて徐々に下がるパターン(リーマンショック的)と、一気に下がって、その後は下がりすぎたことを修復するために少しずつ回復するパターンがあります。
今回のトランプ関税による株価下落は後者のパターンである可能性もあるので、初動をよく観察する必要があります。
トランプ関税が修正されたり、あるいはトランプ関税による経済への影響が限定的だという見方が広がればそうなります。
トランプ氏は何をやりたいのか
実際のところ、トランプ米大統領が何をやりたいのかさっぱり分かりません。本気なのか、ハッタリなのか、駆け引きなのかも分かりません。
分からないから皆んな不気味に感じて最悪のシナリオを描いてパニックになっているのです。
パニックが消えれば株価はすぐに戻るかも知れません。
リーマンショック、コロナ禍
逆にリーマンショックの時は、半年以上も下がり局面が続きましたから、じっくり待った人がより安く買えたのです。慌てて買った人は損をしました。このころは「落ちてくるナイフをつかむな」という格言が盛んに使われました。
コロナ禍はその中間で、下がり局面はそれ程長く続かず、あっという間に株価が回復しましたから、私のように落ちてくるナイフを素手でつかんだ人だけ安く買えて、ナイフが床に刺さってからつかもうと思った人は買えずに終わりました。
買い時は難しい
難しいのです。
現実的にはもっと複雑で、株価が回復したと思ったら、またさらに下がり、「2番底」「3番底」と続くことも結構あります。
つまり株価の動きはまったく予想がつかないということです。
だから私は試し注文を入れながら株価をしばらく観察します。観察したところで値動きを予想することはできませんが、チャンスを見つけることはできます。
センスが問われる
ただ、その時の株価を「チャンス」と見るか「まだまだ」と見るかは、投資家それぞれのセンスなので、何とも言えません。
私はあまり欲をかかず、このくらいの株価なら買っても良いと思ったら買います。
コロナ禍の時もそうでしたが、地味な生活関連株はハイテク株ほど大きくは下がりません。だから、ある程度下がったら見切りをつけるしかないのです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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