かぶとたいぞうです。
トランプ関税そのものについては、充分報道されているし、いろいろな人がいろいろな解説をしているので、私は説明を省略します。
私がどう考えているかだけを明瞭簡潔に言います。
市場の動き
トランプ関税の発表があった4月2日の翌日である4月3日、海外から原材料を調達している米国企業(ナイキ、アップルなど)を中心に米国株はうんと下がりました。しかし、3日の夜は私の主要株であるペプシコなどのデフェンシブ株はむしろ上がったのです。ペプシコは世界中に工場を持っているので原材料の関税が上がってもあまり影響を受けません。
それが昨夜4日の夜は、ペプシコなども含め、ほぼ全ての株がパニック的に売られ全面安となりました。ドルも下がりました。
何を意味するか
これは何を意味するか。
何もかもおしまいだ、米国を中心に世界中が不景気になる、そんなパニックが世界に広がっているのです。今日の日経平均も大きく下がるでしょう。
久々のチャンスです。コロナのパンデミック以来のチャンスです。あの時私はアッヴィの株を60ドル台~70ドル台で果敢に何百株も買いました。それが今の私の財産になっているのです。
チャンス再来
本来トランプ関税の影響を受けないペプシコなどの多国籍企業まで下がっているのは、企業の実力とは無関係に雰囲気やムードで下がっているのです。株価はこれからももっと下がるかもしれませんが、ペプシコなどの優良多国籍企業の業績は下がらないはずなので、配当は下がりません。株価だけ安くなって配当は下がらないなら買うに決まっています。
米国株は、おそらくもっと下がると思うので、私は虎視眈々と待ちます。
資金はある
幸い、今年は1月に新NISAの枠組みいっぱいペプシコ株を買って以来、3ヶ月間株を買っていません。だから3ヶ月分の配当がドルでまるまる残っています。それ以外の余裕のお金もあわせて、安い時に一気に買い進めます。
今日は土曜日。明後日月曜日の夜が楽しみです。
ペプシコ、ゼネラル・ミルズ、P&Gあたりを中心に狙ってみます。
ドル安も好材料
ドル安も米国株を安く買うことにプラスの影響を与えるので歓迎です。ドルはドル預金でも持っていますが、もっと安くなったら少し買い足すかもしれません。
長期的に見れば、米国株も米ドルも回復するはずです。だから私は安い時に買うのです。多くの人がパニックになって売る時に、私は逆に買うのです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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