かぶとたいぞうです。
しばらく米国株の話題を取り上げてなかったので、今日は米国株のことを書きます。
次の表は、私の持つ10銘柄の直近(この1年間)の増配時期と増配率を一覧にしたものです。私が日頃使っている表計算シートをコピーしました。
10銘柄全て増配していますが、銘柄によって増配率に差があるのが分かると思います。
かぶとたいぞうポートフォリオの増配率
私はこのブログで何度か、増配率が大事だと説明しています。現在の株価に対する配当率がたとえ低くても、増配率の高い株ならば、何年か持っていれば必ず実際の投資配当率(YOC)は上がっていくからです。
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ペプシコ
例えばペプシコなんかは、現在の配当率は3.5%程度ですが、この調子で増配してくれたら、そのうちにYOCは4%、5%、6%と上がって行くのです。
ただし、増配率が物価上昇率を下回ったならば物価上昇に負けます。
現在の米国の物価上昇率は約3%ですが、それ以下の増配率なら増配したと言えども実際には増配したとは言えない程度なのです。
圧倒的に物価上昇率を上回る増配率
上の表で言えば、ペプシコ、P&G、アッヴィなどは圧倒的に物価上昇率を上回る増配率ですが、ファイザーやギリアドなどは物価上昇率に追い付いていません。
GIS(ゼネラル・ミルズ)も直近の増配率は低かったのですが、前の年に9.26%も増配したので、ならせば物価上昇率に追い付いています。
私が今、ペプシコの株数を増やしているのは、ペプシコの増配率に魅力を感じているからです。
リスクもある
ただし、ペプシコの業績は現在下がっております。米国では食品の物価が上がっており、庶民は毎日のスナック菓子すら買い控えているのです。
業績に陰りがあるからこそペプシコの株価が下がり、今が買い時なのですが、リスクもあります。
このまま米国経済が持ち直せば、ペプシコの増配は続き、ペプシコの株価も上がっていき「あの時買っておいて良かった」となりますが、逆ならば買わなきゃ良かったとなります。
ペプシコの2025年の増配計画
ペプシコは、2025年の年間配当金を5.42ドルから5.69ドルに5%引き上げる計画を既に発表しています。 これにより、同社は53年連続の増配を達成する見込みです。5%でも十分な増配率ですが、米国経済が持ち直せば来年、再来年はもっと増配するような気がします。
私は米国経済を楽観していますから、食品会社であるペプシコが倒れるわけがないと思っています。だから、ペプシコ株を買い足しているのです。
P&Gも狙っているが
同じ理由でP&Gも狙っています。ただし、P&Gは少し株価が上がりすぎたので、なかなか手を出せないでいます。
ファイザーはタイミングを見て売ろうと思っています。鳴かず飛ばずで増配率もだんだん下がってきているからです。
ギリアドはまだ少し可能性を感じるので様子を見ます。
参考になれば
米国株にご興味のあるかたにとって参考になれば幸いです。
ただし、株投資には多少なりともリスクが伴いますから、最終的にはご自分で判断してください。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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