かぶとたいぞうです。
昨夜、週明け月曜日の米国株式市場は、思ったほど下がりませんでした。ペプシコに指値で入れておいた買い注文は不発に終わりました。
トランプ大統領の本心が分からない中、「90日間トランプ関税の発動を止める」というフェイクニュース(嘘のニュース)が市場に流れ、株価が一旦急上昇しましたが、嘘だと分かって再度下落。そして米国市場が閉まる今朝方になって米国株価は少し回復しました。
今朝のアジア市場は反発上昇
そんな流れを受けて、今日、8日火曜日のアジア市場では株価が回復しています。日経平均は執筆時点(後場終わり直前)で約6%上昇しています。
まったく先が分かりません。
こんなときはどうするか。
長期投資家なら静観です。
そして安くなったら果敢に買います。安くならなかったら買いません。それだけです。
長期投資家の基本的な心構え
こういう株価乱高下の時ですから、長期投資家の基本的な心構えについて書いておきます。
短期投資家は株の売り買いで儲けようとします。特に初心者は株価が上がると、もっと上がると思って買い、株価が下がると失望して売ります。これでは儲かるわけがありません。
熟練者は初心者が失望して売るのを安く買い叩き、株価が上がったら売り抜けます。だから儲かるのですが、いつもうまくいくとは限りません。株が上がるか下がるかなんて誰にも分からないからです。安い時に買ったつもりが、もっと下がるなんてことはしばしばあります。
真の長期投資家は
私たち真の長期投資家は、なるべく安い時に買ってずっと持ち続けます。
株価はもっと下がるかもしれませんが、配当で回収するから大丈夫です。売るつもりがないのでその後の株価は気になりません。少しでも多くの株を持ちたいから安値でつかむのであって、高くなったら売るつもりではありません。
株価なんて気にしなくとも優良企業の株なら、何十年も持っていればきっと上がります。
株の売り買いで儲けるのではなく、配当を一生もらうのです。真の長期投資家なら、そっちの方がトータルではより多く儲かることをよく知っています。
だから静観できる
だから落ち着いて静観できるのです。
どうして上がったのかとか、どうして下がったのかなんて、そんなことはアナリストや評論家に任せれば良いです。どうせ適当なことを言っているだけですから。
私たち真の長期投資家は株価が安くなったら買う。ただそれだけです。
しばらくは値動きを見る
しばらくは値動きを見てみます。
乱高下の中にチャンスがあるかもしれません。安値で指値注文を入れておいたら、そのうちに偶然買えるかもしれません。
また何か考えたことがあったらブログに書きます。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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