かぶとたいぞうです。
私は配当目的の長期投資家なので日々の株価の動きに一喜一憂しません。
しかし、株価の動きは毎日見ています。
なぜ株価を見るのか
個別株が急騰したり急落したら、業績に影響を与えるような事件でも起きたかなと思ってニュースを調べます。
株式市場全体に大きな動きがあった場合は、米国経済全体に影響を与える事件でも起きたのかなと思ってニュースを調べます。マーケットニュースのみならず地政学的な情報や金利、物価、政府の発表なども調べます。
つまり株価そのものに興味があるのではなく、その背後にある世の中の動きに興味があるのです。
今の状況
今、米国株は全体としては大きく落ち込んだ後の回復に向かっているように見えます。
私の持っている個別株では、アッヴィとフィリップモリスが驚くほど上がり、ペプシコが驚くほど下がっています。
アッヴィはとうとう200ドルを越え、フィリップモリスは常に150ドルを越えています。いっぽう、ペプシコは140ドル近くにまで下がっています。
ペプシコの業績が下がっているのは、世界的インフレで節約、買い渋りが全世界で起きているからです。いっぽう、タバコ(ニコチン)はどんなにインフレでも売れるのです。
ペプシコーラやフリトレーのスナック菓子を我慢してでも、ニコチンだけは我慢できないのです。子供にお菓子を我慢させて、親はフィリップモリスの水蒸気タバコをプカプカ吸っている姿が目に浮かびます。
アッヴィが上がっているのは個別の事情です。
私はNISA の切り替えで損をした
アッヴィもフィリップモリスも旧NISAから新NISA への切り替え時に大きく売りました。その売ったお金で買ったのはペプシコでした。
私は新旧NISA の切り替えで大きく損をしました。今から思えば旧NISAなんて利用しなければ良かったと後悔しております。どうして期限付きの旧NISAなんて制度を国は作ったのか。
新NISAは旧NISA と違って有効期限がないので安心して長く持てます。最初から新NISA が出ていたら良かったです。
ペプシコを増やしたことは後悔していない
新旧NISAの切り替えでアッヴィとフィリップモリスを大きく減らしたのは少し残念ですが、ペプシコを増やしたことは今でも後悔しておりません。
それどころか、今後もペプシコ株を増やそうと思っており、現在もペプシコの買い注文を指値で入れています。
ちょっと前までペプシコなら170ドルでも180ドルでも買っていました。今は140ドル台で買えます。
株価が下がった時こそが買う好機
ペプシコの業績は少し落ちていますが、何か無ければ株価は下がりません。そして株価が下がった時こそが買う好機なのです。私は今まで株価が下がった時に果敢に買いました。優良企業なら必ず業績が回復し配当は出続けます。
アッヴィもコロナ禍で株価が大きく低迷した時を狙って1株60ドル台~70ドル台で大量に買ったので損はしておりません。フィリップモリスも6、7年前に平均70ドル程度で買ったものです。
本当は損をしていない
だから、「損をした」と言っても「売らずに持っていれば良かった、持っていたらもっと得をしたかもしれない」という意味で、金銭的な損はまったく無いのです。むしろ得をしています。これまで貰った配当だけでも買った時の株価の半分以上を回収しておりますし。
優良株は長い目で見れば上がっていくので、多少の上がり下がりがあっても、10年も持っていれば損はないような気がします。累積の配当の方が株価の目減りを越えるからです。
今はペプシコが買い得だと思うので、しばらくは安いペプシコを買い足そうと思っております。
ペプシコは優良企業
ペプシコは優良企業なので業績はきっと回復し、いずれ株価も上がると思います。上がってから買っても遅いのです。
しかし多くの人は株価が高騰してピークに達した時に遅れを取るまいと思って買い、その後下がった時に狼狽して売るのです。そして「株は恐ろしい」と言って撤退するのです。
私は安い時に買ってずっと保有し、死ぬまで配当をもらいます。
ごきげんよう。
【関連性の高い記事】
【かぶとたいぞう有料ノート】
【あわせて読みたい】
同じカテゴリーの最新記事5件
-
【米国株】米国の物価上昇率(約3%)を越える圧倒的増配率の生活関連株 -
【資産形成】貯蓄や株式長期投資は、小学生の頃の切手集めに少し似ている -
【お金の話】お金が貯まらない人の特徴と、現実的なお金の貯めかた、お金の考えかた -
【米国株】かぶとたいぞう2025年1月3日時点の持ち株ポートフォリオ、銘柄別YOC分析、今後の展望その他 -
【円安ドル高バーツ高】また円が下がってきた背景とドル、タイバーツの今後を探る
「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。
記事のカテゴリー/タグ情報