かぶとたいぞうです。
私が現在パタヤに住んでいるのは、暖かいところでヤシの木を見ながら、のんびりと暮らしたかったからなのです。
暖かくてヤシの木があって物価が安ければどこでも良かったのです。
物価の高いところは除外
ハワイなんかは物価が高すぎるので最初から除外しましたが、パタヤにたどり着くまでにはいろいろな候補地がありました。
初めのうちは中南米ばかりを見てました。ラテン音楽が好きだったからです。
中南米には暖かくてヤシの木があって物価が安い町はたくさんありました。
コロンビア、キューバ
コロンビアのカルタヘナ、パナマ、キューバのハバナ、プエルトリコなんかは候補地として真剣に考えました。
しかし日本から遠いので結局は諦めました。移動にお金と時間がかかりすぎます。
同じ理由でイタリアのシチリア島も、ギリシャのアテネもたまに観光で行けば良いと思うようになりました。
アジア
現実的に考えて、候補地をアジアに絞り込んだ結果、次のような町が残りました。
- パタヤ、チェンマイ、ライレイ(タイ)
- ランカウイ、クアラルンプール(マレーシア)
- デンパサール(インドネシア)
- 台北(台湾)
- 那覇(日本)
そして、候補地として最後まで残ったのがチェンマイとパタヤだったのです。
チェンマイとパタヤ
チェンマイとパタヤが最後まで残った理由は、次のような条件に当てはまったからです。
- 都市や住環境がある程度整っており、買い物の場やサービス施設が充実している
- 治安が悪くない
- 清潔で衛生的な生活が出きる
- 医療水準が高く、公共サービスがしっかりしている
- できるだけ物価が安い
- 国民性、民度のレベルが低くない
- なるべく暖かい
タイの国民性
特に国民性に関しては、タイの人たちは仏教徒が多いからか、道徳心が強く、信用できる人が多いと感じました。
日本の那覇も考えたのですが、やっぱりタイよりは物価が高く(特に住居)、冬はやっぱり寒いので最後までは残りませんでした、しかし、コロナ禍でタイに渡れなかった2年間はパタヤの代りに那覇で越冬しました。沖縄の人たちの人柄も好きです。
最後まで残ったチェンマイとパタヤでしたが、決定打となったのは、パタヤには海があること(ヤシの木が多い)、日本からの移動費が安いことの2つでした。
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パタヤにはいろいろな目的で日本人がやってくる
ところで、ここパタヤにはいろいろな目的で日本人が次々とやってきます。
一番多いのは、夜の女性目的だと思います。
タイは人件費が安いので、マッサージや修理、清掃、配達、裁縫、調理など、人的サービス、肉体労働は日本に比べるとうんと安いのです。同じ理由で女性のサービスも安いです。そしてパタヤには大きな繁華街があります。
ゴルフや釣り、スキューバダイビング
パタヤにはゴルフや釣り、スキューバダイビング等が目的で来る日本人もいます。
短期間でその両方を詰め込む観光客もいるでしょう。
早朝からゴルフをやって、昼に戻って少し昼寝をしてからマッサージを2時間やって、その後に夕食。さらにバービアやゴーゴーへ行ってナイトライフを楽しむのです。
過密スケジュール
ゴルフをやらない日は、コ・ラーンでシュノーケリングやスキューバダイビング、釣りなどをやるのでしょうか。
せっかくパタヤに来たのだからと短いスケジュールに詰め込むだけ詰め込んで、ヘトヘトになって日本に帰っていきます。
年に数度の短いバカンスなので、それも良いでしょう。
必ず私に言うことば
そういうタイプの日本人は決まって私にこう言います。
「毎日何をしているのか」
「そんなにのんびりして退屈じゃないのか」
「あなたも結局は女が目的でしょ、女が」
まぁそんな感じです。
女に興味がないわけではないが
私も健康的でまだ若い男性ですから、女性には興味があります。当たり前です。
でも、私は暖かいところでヤシの木を見ながらのんびりと暮らしたくて、世界中を旅した結果、パタヤにたどり着いたのであって、女が目的でパタヤに来たわけではありません。
パタヤに繁華街が多い事は、むしろ私にとってはマイナスポイントでした。
パタヤに繁華街さえ無ければ
パタヤで散財するのが嫌なのでチェンマイにしておこうかと真剣に考えたくらいです。
パタヤに繁華街さえ無ければと思ったりもしました。
若い頃メキシコと米国の国境の町ティファナやファレスでさんざん散財した嫌な思い出があります。
それで一時は対岸のホアヒンも見に行ったのです。ホアヒンは落ち着いた町でしたが、物価が高くて私には向きませんでした。
自分の気持ち次第
でも、考えてみれば夜の町で散財するもしないも自分の意思です。チェンマイにだって繁華街はあるのです。結局は自分の気持ち次第だと思いました。
そしてある時、パタヤに1ヶ月半住んで、その間1度も女性のいる店に行かなくて済んだら、パタヤに住もうと決めました、自分への賭けです。
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結果は私の勝ちでした。
考えてみたらススキノにだって風俗の店はいくらでもあります。でも私は行きません。
観光で遊びに来るのと違って、その街に住んでいたら、そういうところへは行かないものなのです。
観光客と住民の違い
いつでも行けると思うし、生活費に比べて高いので、よっぽどの理由がない限り行きません。そこに生活していると、観光客のような浮かれ気分にはならないのかもしれません。
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パタヤは今日も暖かい
私は今日も、大きなヤシの木のある中庭を眺めながら、テラスでのんびりとコーヒーを飲み、このブログを書いています。
パタヤは今日も暖かいです。風も心地よいです。
ブログを書き終えたら何をするか。まだ考えていません。
やらなければならないことなど何もないのです。約束も何もありません。
プールで泳ぎたくなったら泳ぎ、疲れたらプールサイドで横になっても良いです。中庭の花畑を眺めるのもいいです。花壇にはホーラーパー(バジル)が繁り、ちぎって持ち帰っても誰も何も言いません。私もよくサラダにしたり料理に使います。
部屋でのんびりもいい
部屋でのんびりくつろいでも良いと思います。部屋もそこそこ広くて清潔で快適です。テラスも廊下も掃除が行き届き、風が抜けます。
今日は天気が良いので散歩に行ってもいいかもしれません。
部屋の掃除も好きです。
隣の部屋の英国人とおしゃべり
隣の部屋の英国人とおしゃべりするのも楽しいです。反対隣のスコットランド人もいい人で、会話が楽しいです。お互い食べ物などをお裾分けして仲が良いです。
何もしないでただボーッとしているのも好きです。夕陽を見ながら飲むお茶もビールも美味しいです。良い考えも浮かびます。
全然さみしくないし退屈でもありません。
こういう生き方が私の望みだったし、私は今それを実現しているのです。
何かをしなければならないなんてまったく考えていません。
せっかく天国にいるのに、アクセク動くのはもったいないと思っています。
現役の頃は
現役の頃は人の2倍も3倍も働きました。夜も寝ないで働きました。スケジュールは分刻みで、昼食は取引先と打ち合わせをかねて食べる以外、移動中に車の中で食べました。
接待も含め、ほぼ毎日ススキノで飲みました。自宅に帰れずオフィスや車の中で寝たこともしばしばありました。
だから今は何もしなくて良いのです。
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私は恵まれている
私は恵まれています。
日本円がいくら下がっても米国株の配当で米ドルが入ってくるので致命的な影響はありません。
物価高に合わせて、パタヤでも繁華街を中心に観光客向けのサービスはうんと上がっていますが、観光とは無関係のアパートの家賃とか食材費などの生活費はそれほど上がっていません。ビッグCエキストラで買う鶏肉の値段も去年とそれほど変わっていません。
私のパタヤでのリタイア生活が破綻することはない
だから、私の基本的なライフスタイルである
「暖かいところでヤシの木を見ながらのんびりと暮らす」
を続けている限り、私のパタヤでのリタイア生活が破綻することはないのです。
恵まれていると言っても、すべて自分で計画して準備してきたことです。
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あなたも結局は女が目的でしょ、女が
「毎日何をしているのか」
「そんなにのんびりして退屈じゃないのか」
「あなたも結局は女が目的でしょ、女が」
と、いくら言われても、
「へへへ」
と笑うしかありません。
そういう人にはいくら説明しても、私の言うことは理解できないような気がするからです。
羨ましいとも思わない
今の私には女の人と一緒にいるより一人の方がよっぽど楽だし解放感があって心も体も楽です。好きな時に好きなことが出きるからです。
真剣な恋愛なら別ですが、パタヤの恋は所詮お金で買った恋。金のある人がモテるのです。厳密に言うと人がモテるのではなく金がモテるのです。金さえあればデブでもハゲでもジジイでもモテるのです。パタヤはそういうところです。
私はお金がないから負け惜しみで言っているのではありませんが、羨ましいと思ったことなど一度もありません。
人それぞれ
ただ、人それぞれですから、お金に余裕があって女遊びが好きな人は、それで良いと思います。否定はしません。大いにやってください。
パタヤの経済はそれで成り立っているのだし、タイ王国も税収で潤います。夜の女性も田舎のお母さんに預けた子供も生活が豊かになり喜びます。夜の散財はパタヤでは社会貢献でもあるのです。
パタヤのナイトライフ市場は益々拡大する
12月になると、パタヤの繁華街は朝の4時まで営業するようになるでしょう。ナイトライフ市場のさらなる拡大はタイの経済的国策です。
女性も全国からさらに集まるでしょう。ブリラム、コラート、コンケーンなどから若くて綺麗な女性が母親に子供を預けて次々にやって来ます。
短期観光客はできるだけお金を落としていってください。パタヤの街が活気づきます。
私は同じパタヤにいて、これからもヤシの木を眺めながら、のんびりと暮らします。
人それぞれです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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