【映画寸評】「東京難民」という映画を見たので、私なりの感想を書きます。

かぶとたいぞうです。

札幌は最近寒くて、代謝で体温を上げようと思って食べ過ぎたのか、一昨日から腹痛に悩まされました。

そこで昨日は、ちょうどいい機会なので、まる一日絶食をし、酒も飲みませんでした。一昨日の夕飯から今朝までの36時間超で口に入れたのは、水とお茶と昆布茶だけです。



することがないから映画を見た

飲まない、食わないとなると、することがありません。何かやっていないとお腹が空きます。そこで、近所のゲオでビデオを借りてきて見ました。

「東京難民」という映画です。

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あらすじ

次はアマゾンの商品紹介に記載された内容あらすじの説明です。

「ネットカフェ難民の行く末、危険なバイトの真実、華やかなホストの裏側、そして流転の果てに辿り着くホームレスー
格差社会のゆがみの中でもがく若者たちのリアルな姿を、真正面から暴く衝撃作!



主人公の時枝修には、話題作への出演が相次ぎ、今最も期待される若手俳優の一人、中村蒼。
ホストになった修に入れ込み、人生を踏み外していく看護師の北条茜を情熱的に演じたのは、大塚千弘。
修の先輩ホスト順矢には、劇団EXILEの青柳翔。二人が勤めるホストクラブの常連客、瑠衣には山本美月。
注目の若手俳優たちの輝く才能と出会い、佐々部清監督が現代社会のタブーに挑む! !」

私の感想

さて、ここからが私の感想です。

なかなか社会派の映画で、現代社会の貧困さ、貧困が生んだ貧しさと卑しさ、裏の世界と闇、などが描かれた興味深い作品でした。

でも私は、「闇金ウシジマくん」など、その分野をもっと鋭くえぐりだした作品をすでに見ていたから、少し踏み込みが足りないと感じました。

最後の方で「いい物語ふう」にまとめた点も甘さを感じました。



ただ、

ただ、アマゾンの商品説明には登場しませんが、井上順(元スパイダース)が年老いたホームレス役で出ており、いい味を出していました。

また、小市 慢太郎(救命病棟24時の第3シリーズで地震発生後、現場を捨てて我先に家に帰ってしまったドクター役)が建設会社の先輩で、これまたいい味を出しており、私には懐かしく感じました。

私にはむしろその2人の演技が見どころで、キャスティングの厚みを感じました。

大塚千弘もいい

また、大塚千弘も、竹内結子主演の映画「いま、会いにゆきます」で主人公の若い頃の役で見て気に入っていたし、最近では、深夜食堂第五部(最新作、ネットプリックス配信及びDVD)の第四話「手羽先の唐揚げ」でもいい役を演じており、今回も相変わらす色気がありました。



暇つぶしにはとても良かった

出演者は総じていいです。内容もウシジマくんほどエグくなく、そこそこ社会派で考えさせられる内容で、しかも最後は愛でまとめたので後味も悪くなく、暇つぶしにはとても良かったです。

思うこと

こういう映画を見た後にいつも思います。

こういう映画があるということは、実際にこういう生活を余儀なくされている人が結構いるのだと思うのです。

それに比べたら自分なんて、ずいぶん楽な生活をしているなぁと思うのです。



安心するのではなく

不幸な人を見て安心するという気持ちではなく、なんというか、自分はもっと頑張らなきゃならないとか、自分もそうならないように気をつけなきゃならないとか、そういった戒めに近いことを思うのです。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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