かぶとたいぞうです。
タイから帰国して1ヶ月が経ちました。
パタヤでは毎日プールで泳いでいたので、いい色に日焼けしていましたが、札幌に戻って1ヶ月で真っ白に戻りました。
タイバーツが
さて、今朝、何気なしにWise(海外送金サイト)のアプリを立ち上げてみたら、なんと1円が0.247バーツまで下がっているではありませんか。
私が帰国してからこの1ヶ月、日本円はタイバーツに対して下降線をたどっていたようです。
帰国直前の4月末時点では、まだ1円は常に0.25バーツ以上でした。逆算すると1バーツは4円未満だったのです。
だんだん安くなる日本円
昔はタイの物価を考える時は、表示されている値段を3倍にして円換算しました。例えばカオパット(チャーハン)が40バーツなら、3倍して120円と計算しました。
一時は2.5倍の時代(レートが1円0.4バーツの時)もありましたが、平均するとだいたい3倍の時期が長かったと記憶しています。
だんだん高くなるタイバーツ
その後3.5倍になり、コロナ明けの去年くらいから4倍に近づいて来たので、私はもう4倍と思えばいいなと考えていたのです。
しかし今やもう4倍ではきかないのです。今日のレートだと1円=0.247バーツですから、逆算すると4.048582996倍です。
カオパットが300円
先程の例でいうと、カオパットが40バーツなら、日本円で160円を超えたのです。いや、現実にはカオパットも値上がりして50バーツになっているから、200円を超えたことになります。
更にいうとカオパットが50バーツで食べられるのはローカルな食堂で、今やツリータウンのフードコートでさえカオパットは60バーツから80バーツもします。だから一般的な旅行者ならカオパットを1つ食べるのに300円以上払うのです。まだ日本よりは安いですが、昔のような旨味はありません。
レートのいい時に両替しておいて良かった
3月中旬から下旬頃。たまたまレートのいい時があったので、私は30万円くらいを日本の銀行からWise経由でタイの銀行口座に移しておきました。1円が0.26バーツくらいの時です。
そのお金がそっくりタイの銀行口座に残っていますから、パタヤに戻っても当面は両替する必要はありません。
でもそのお金を使い切ったら
でもそのお金を使い終わった後は、どのみち私も両替をすることになります。
タイもインフレで物価が上がっており、円安とダブルパンチで日本人には痛いです。でも久々に帰ってきた日本の物価はタイ以上に上がっています。
年金生活者には日本もタイも辛い
年金生活者は収入が増えませんから、日本にいてもタイに行っても厳しいです。
私はまだ米国株の配当が増配で増えているし、米ドルも上がっているから、どうにかやっていけますが、貯金と年金だけで生活している人は早晩行き詰まるのではないでしょうか。
「老後は少ない年金でタイで暮らそう」というライフモデルも、今後は厳しくなるような気がします。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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