かぶとたいぞうです。
米国株がまた少し上がってきました。
自分が持っている株が値上がりするのを見るのは悪い気分ではありません。
株を売ることはないが
私たち長期投資家は持ち株を売ることはありませんが、持ち株が上がるのを見ていると、自分の選択が間違ってなかったと確信できて嬉しくなるのです。
でもそれは単に気分の問題であり、実際には損でも得でもありません。売らないのですから。
株価は動く
一昨年の12月くらいから米国株価の趨勢は大きく変わりました。それ以前は上がり基調だったものが、上がったり下がったりに変わりました。
米ドルの乱高下も加えると、私の持ち株の時価総額は1年間で1,000万円くらいの上下がありました。
架空の損得
でもそれは、売らなければ実現しない損得であり、株を売らない私にとっては架空の損得です。
実際には何の損も得もありませんでした。1,000万円損したわけでも1,000万円得したわけでもありません。
現実の損得は
現実の得は、持ち株が増配して配当が増えたことと、配当再投資で株数を増やしたぶん、もらえる配当の総額が増えたことです。
平均すると、1ヶ月に1万円くらい配当が増えています。これが現実の損得です。
株価は上下するが、配当は増える
株価は相場ですから必ず上下します。しかし配当はそれほど上下しません。私が保有するような堅実な会社の株の配当は、上がることはあっても下がることはめったにありません。
だから株数さえ増やせば、配当はほぼ確実に増えるのです。
集中すべきは
集中すべきは配当をなるべく再投資して株数を増やすことであって、株の上がり下がりを見たり予想をすることに集中してもなんの意味もありません。
短期投資家は、株価の上下で儲けることに関心がありますが、私たち長期投資家は、確実に配当を得ることにしか関心がありません。
株価の上下に一喜一憂せず
株価が上がることは気分のいいことではありますが、株価の上下に一喜一憂することなく、これからも配当再投資で地味に配当を増やしていこうと思います。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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