かぶとたいぞうです。
昨夜週明け月曜日の米国株は、全体的に見ると少し下がりました。
各株価指標の終値は先週末比で、NYダウが-0.13%、S&P500は-0.39%、ナスダックは-1.09%でした。
かぶとたいぞうポートフォリオは+1.05%
しかし、かぶとたいぞうポートフォリオは+1.05%と、そこそこ上がりました。
なにも自慢したいわけではありません。逆に米国株が全体的に上がっても私のポートフォリオだけ下がる時もあるのです。
昨夜はハイテク株、グロース株が下がり、バリュー株、デフェンス株が上がった
NYダウとナスダックの値動きの差からも読み取れるように、昨夜はハイテク株、グロース株が下がり、バリュー株、しかもデフェンス型の株(地味な守り株)が上がったのです。
長期金利は3.825%とやや上がり、そのおかげでドル/円は142円くらいまで上がりました。
ペプシコ、ゼネラル・ミルズ、アッヴィ、P&G
私のポートフォリオでは、ペプシコとゼネラル・ミルズ(いずれも食品メーカー)、アッヴィ(医薬品メーカー)、P&G(生活用品メーカー)と、やはりデフェンス型のバリュー株が大きく値上がりしています。
ハイテク株、グロース株が下がった理由はよく分かりませんが、少し前まで浮かれ気分で調子良く上げていたから、その反動で下がったような気がします。
ハイテク株、グロース株が下がった理由
CPIがほんのちょっと下がったのを好感し、FRBの利上げが止まるのではないかと、ありえない楽観が広がり、ハイテク株、グロース株が買われすぎました。私も上がり過ぎを心配していたのです。だから少し下がって当然です。
【関連性の高い記事】
バリュー株、デフェンス株が上がったのは実力
逆にバリュー株、デフェンス株が上がったのは、決算結果が良かったからであり、実力で上がったのだと思います。
それにしても新聞各紙の報道は、相変わらずです。
昨夜の米国株が下がった理由を、むりやり何かマクロ的なものにこじつけて無理な解説をしています。
日本経済新聞はズレている
特に最近の日本経済新聞の記事はまったくズレています。
昨夜米国株が下がったのは、「中国での新型コロナウイルスの感染拡大」が原因だと言うのです。それもまったく関係ないとは言えませんが、ちょっと無理なこじつけです。
とても残念
昔は日本経済新聞をよく読みました。家でもとってました。信用できる情報源でした。今でも国内の事件や政治経済問題は日経新聞が偏りなく詳しくスピーディーに報道しており、参考になります。
しかし米国株に関してはまったく参考になりません。とても残念です。
米国株のことは、やはり米国株を実際に長年やっている人でないと分からないのだと思います。
偉そうで申し訳ありませんが、実際にそうだと思います。
ごきげんよう。
【関連性の高い記事】
【かぶとたいぞう有料ノート】
この記事があなたのお役に立った場合、下の「いいね!」をクリックして頂けると、たいへんはげみになります。
【あわせて読みたい】
同じカテゴリーの最新記事5件
-
【米国株】米国の金融システム不安で、米国株もとうとう下がり局面入りか -
【米国株】世界経済に不穏な空気。よく分からない時は動かないほうがいい -
【米国株長期投資】振り返ると安い時に買った。でも、当時は安いとは思っていなかった。むしろ高いと思っていた -
【米国株:ベンジャミン・グレアム】初心に戻って長期投資に徹すると、日々の株価は見なくなる -
【米国株で配当生活】優良米国株の配当で生活するには、資金はどれくらい必要か
「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。
記事のカテゴリー/タグ情報