かぶとたいぞうです。
昨夜の米国株式市場は思った通り上がりました。NYダウはあっけなく35,000ドルを回復して、S&P500は1.89%も上昇しました。
世の中の多くの人が「下がる、下がる」と言う時は、逆に上がることが多いのです。
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でも気になるのは
先日たまたまブログに書いたことが偶然当たったからと言って自慢したい訳ではありません。逆に下がることもあるし、これからだってどうなるか分からないのです。
思った通りにはなりましたが、少し気になる点があるのです。
私が思い描いていた上がりかたと、昨夜の上がり方は違うのです。
上がったのはハイテク、グロース株だった
私はハイテク、グロース株が下がっていくのを尻目に、バリュー株、それも生活関連の地味なメーカーの株が力強く上がっていくことをイメージしていたのです。
しかし、昨夜の上がりかたは逆でした。ハイテク株、グロース株が回復して、バリュー株はむしろ下がったのです。
まったく違う方向性
同じ株価上昇でも大違いです。
もしハイテク、グロース株が下がり、生活関連の地味なバリュー株が上がったのなら、流れが大きく変わったのだと理解できるのです。
「これで流れが決まったな」と合点がいくのです。
グロース株からバリュー株へのシフトチェンジ
つまり金融引き締めで株式市場に流れるお金が減っていくので、株の値上がりを狙ったハイテク株、グロース株への投機的な投資は人気がなくなり、逆に業績と配当重視のバリュー株投資にシフトしたのだろうという理解です。
私はその方向性を期待していました。
昨夜はハイテク株、グロース株が上がり、バリュー株は下がった
しかし昨夜はハイテク株、グロース株が上がったのでした。バリュー株はむしろ下がった銘柄のほうが多かったと思います。
単に上がり過ぎた銘柄が下がり、下がりすぎた銘柄が上がっただけのようにも見えます。
定まらぬ方向性
よく分かりませんが、方向性が定まっていないようです。だから今後も乱高下が続くかもしれません。
3月になって実際に利上げが始まるまでは、方向性が掴めないような値動きを繰り返すのではないでしょうか。
押し目買いのチャンスが訪れるか
そうであれば、今までのように上がる一方ではないので、大きく下がったときに「押し目買い」のチャンスが訪れるかもしれません。
楽しみです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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