かぶとたいぞうです。
昨夜の米国株式市場は、前日に引き続きハイテク株、グロース株が回復して、バリュー株は逆に下がりました。
全体としてはNYダウもS&P500もそこそこ(0.7〜0.8%)上がって取引を終えました。
米ドルは対円で少し値を下げました。115円台まで上がっていたものが、昨夜から114円台後半まで戻っています。
そうなった理由は分からないが
どうしてそうなったのかは分かりません。
しかし他にこれといった事情がないなら、米国の急激な金融引き締め、利上げに対する懸念が少しやわらいだのかもしれません。
利上げに対する極端な予測と不安を煽る論説
FRBのパウエル議長が明言していないにも関わらず、利上げの回数や時期、上げ幅を過度に予測した論説がずいぶん出回っておりました。
世論を誘導する意図なのかもしれませんが、そうとう不安を煽る内容でした。その影響を受けて必要以上に警戒し、株を売った人たちがいたと思います。
「それほど急激に極端に金利が上がるわけでもなさそうだ」との観測が広がって、慌ててグロース株を買い戻したり、円を買う人が出たのでしょうか。
あるいは不安を煽って売らせて、下がったところを買い込んだ人たちもいたのかもしれません。
これからだってどうなるか分からない
だとしたら、その観測も単なるあて推量ですから、今後もどうなるか分かりません。
一つだけはっきり分かっているのは、「今後の株価がどうなるかは誰にも分からない」と言うことです。
不確定要素はいくらでもある
ロシアや中国、北朝鮮の動向、ステルスオミクロンの今後とサプライチェーンへの影響、原油価格、世界のインフレ率上昇、米国の中間選挙。
株価に影響を与える不確定要素はいくらでもあります。
押し目買いと定期定額買いで対応
当面は上がったり下がっりの方向性の掴めない値動きとなりそうです。
いくつかの指値を入れておき、下がった時に自動的に買えるようにしておく「押し目買い」と、「円コスト平均法」による定期定額買いで対応します。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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