かぶとたいぞうです。
昨夜のNYダウは、前日比532ドル20セント、1.48%下落の3万5365ドル44セントで終えました。
報道によると、「新型コロナウイルスや変異種オミクロンの感染拡大への警戒感もあり、景気敏感株の売りが目立った」とありますが、私が保有する生活関連株も充分下がったので、下がったのは景気敏感株とは限りません。
世界中のテーパリング加速で株が下がった
今週は世界の主要中銀が金融緩和の縮小(テーパリング)と金融政策の正常化を進める方針を相次いで発表しました。
単純に考えると金融緩和が縮小されると株式市場に流れるお金の量が減ります。そうなるとバブルによって「かさ増し」されていた株価は下がるだろう、という見立てで売り逃げた人が多かったのかもしれません。
今の米国株はバブルではない
現在の米国株の株価がバブルならそういうシナリオですが、私は現在の米国株がバブルだとは思っていません。基本的には業績がいいから上がってきたと思っています。
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米国株は、多少は下がってもまた上がる
だから金融緩和縮小により、多少バブルっぽい部分は取り除かれるかもしれませんが、その後は業績のいい優良企業を中心に真価を発揮して株価がまた上がっていくと思います。
そもそも世界各国が金融緩和を縮小したり利上げを計画しているのは、それだけインフレ懸念が強いからです。
インフレが進むと
インフレが進むと、現金も債券も実質的価値はどんどん下がっていきます。
インフレと同じ速度で価値を上げていく可能性があるのは、原材料となる資源やモノ、食料(コモディティ)、不動産、などです。
インフレが進むと優良巨大メーカーの株が買われる理由
ところが、上場優良企業、特に巨大メーカーは、原材料(コモディティ)も不動産もたくさん持っているのです。
そして生み出した製品や商品もまた、インフレ率に応じて値上げが可能なのです。
ブランド力のある商品を持つ優良巨大メーカーは、インフレ率に応じて売上も利益も、そして配当も上げていくことが可能なのです。
多国籍巨大メーカーに買いが集まる
だから優良巨大メーカーこそが最適なインフレ対抗力を持っているので、インフレが進めば進むほど、株価は上がるはずです。
そのことに気づいた時、また多くの投資家が米国株式市場に殺到するでしょう。米国に本社を持つ多国籍巨大メーカーを中心に買われると思います。
どうせなら米国株は一度大きく下がってから再浮上してほしい
世の中は先が読めません。だから予想や予測はいつも当たりません。私がここで述べているのは単なる願望です。
株価が今後どうなるかなんて知るよしもありませんが、願わくば、もう少し米国株が下がって、私が十分に株を買った後に米国株が再浮上してほしいものです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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