激辛ラーメン店騒動に端を発した小林礼奈さんのブログ炎上のニュースを見て感じたこと

かぶとたいぞうです。

あまり人のことを書かないほうがいいのでしょうが、最近「小林礼奈」という人にまつわるニュース記事を頻繁に見るので感じたことを書きます。

私もブログを書く人間として思うところが多いのです。



グーグルニュースやヤフーニュースで毎日のように小林礼奈さんの記事を見る

最近は毎日のようにグーグルニュースやヤフーニュースで小林礼奈さんのことが取り上げられているので、知っている人も多いと思いますが、騒動の骨子を説明するとおおよそ次のとおりです。

小林礼奈さん事件の骨子

激辛ラーメン:kabutotai.net

  • 小林礼奈さんが行列のできる激辛ラーメン店へお子さんと行って、食事に時間がかかった(40分)
  • 並んで待っていた人が早く食事を終えるように催促した
  • ラーメン店の店員も食事が終わっていると思ったので席を立つよう促した


小林礼奈さん激怒のブログ

  • 本人はそれに腹を立て、自分のブログに店名を出して不満を書いた。内容は「食事中なのに並んでいる人に暴言をはかれ、店員からも席を立てと言われた」など
  • 小林礼奈さんのブログには読者から賛否両論のコメントが書かれ大いに荒れた。賛成の意見は主に「食事中なのに帰れとはけしかん、最低の飲食店だ。そんな店にはもう行かない」。反対の意見は主に「行列のできるラーメン店で40分は長すぎる」

激辛ラーメン店の社長が謝罪文章を掲載

  • 激辛ラーメン店の社長は騒動を知り、店内の防犯カメラを確認の上、謝罪文章をラーメン店のホームページに掲載した。趣旨は「カメラの映像を見ると4人連れ(小林礼奈さんと友人の女性、それぞれの子供)のうち、子供は既に食べ終えて遊んでおり、友人も食べ終えた食器を重ねて箸も置き、小林礼奈さんと話をしていた。小林礼奈さんは柱の影で見えづらかったが、食事を終えていたように見えた。店員は食事は済んでいると判断して声をかけたが、もし食事中だったのなら大変失礼をした。今後はそのようなことがないよう気をつける」
  • 小林礼奈さんはラーメン店の社長の謝罪を受け、自分のブログで、やはり自分に落ち度は無いというニュアンスのことを書き、その他上から目線の表現もあったので、読者は「ラーメン店の社長は気を使って大人の対応をしてくれただけだ。小林礼奈が悪い」とさらに炎上した


小林礼奈さんの和解宣言とさらなる炎上

  • 小林礼奈さんは終了宣言をして「自分とラーメン店とは和解した。もうこれ以上は立ち入らないでほしい」とブログに書いたが、読者は更に炎上して批判的なコメントを書いた
  • 小林礼奈さんはもうこれ以上は書かないと言ったが、やはり自分の考え、持論をいろいろな形で発信した。それに対し、その都度ネット民たちが強烈な批判を書いた。

小林礼奈さんはイジメをなくす運動をすると宣言

  • 小林礼奈さんは自分はイジメを受けていると主張し、「自分はイジメを受けていい人間ではない」「世の中からイジメをなくす運動をする」と宣言した。
  • 小林礼奈さんは「誹謗中傷の文章を送りつける人には反撃をする」として、批判文章を書いた人の名前(ID)、メールアドレス、アイコン(アイコンに使われた写真)を公開した。
  • それに対し批判者からは「個人情報保護法に触れる」「それこそがイジメだ」「批判と誹謗中傷は違う」「目には目をで反撃しても解決にはならず、かえって騒ぎが大きくなるだけだ」などの反対意見が押し寄せ、更に炎上が大きくなった


小林礼奈さんはブログで「疲れた」

  • 小林礼奈さんはブログで「疲れた」「頑張るのをやめる」旨発信し、ブログに鍵をかけ一般公開されなくなった。しかし未だにスポーツ新聞などが小林礼奈さんのブログや発言を取り上げてニュースにするので、それがグーグルニュースやヤフーニュースに転載されて話題になる。特にヤフーニュースは誰でもコメントが書けるので今でも炎上中。今日に至る

+++



私の感想

この騒動を見て私が感じたことは次のとおりです。

  • 私も何かに腹を立てたり批判的な気持ちになって、特定の個人やお店、会社などを取り上げてブログで批判的に書きたくなることがある。注意をしなければならない
  • 政治家や政治団体、行政機関、行政サービス、それらに準じた公人や公的機関を正当な理由があって批判するのは結構なことだけど、それ以外の対象を名指しで公に批判するのは注意が必要だ

ネットで議論しても平行線、もしくは悪い方向へ進む

  • 前に私も経験したことがあるが、ネット上の文章だけで対立した意見を主張し合っても決して解決はしない。平行線をたどるか、かえって問題が大きくなる。ネット上では議論しないほうがいい。
  • 顔の見えないネット上の批判者は恐ろしい。何を言っても勝てない。幕引きを願うなら、反論に反論をするのではなく、無視するか、あるいは(人格を否定するような文書や威圧、攻撃的な文書なら)警察に相談して法的な手段をとるしかない。


テラスハウスの木村花さん自殺事件

  • テラスハウスの木村花さん自殺事件以来、ひどい言葉は逮捕の対象となることを知ったネット民は言葉に気をつけるようになったが、あまりにもしつこいなら弁護士に相談したほうがいい。何らかの解決になる
  • 小林礼奈さんはそれらのことに無防備だったようだ。だから炎上が長引いている。しかし、小林礼奈さんのブログに広告がついていて、炎上によって閲覧者が増え広告収入が増えるという「炎上商法」が目的だったのなら何も言わない
  • テラスハウスの木村花さんの場合は、テレビ局(担当者)がネット上で炎上させて話題を集めようとして、わざと木村花さんに攻撃的な振る舞いをさせて悪者に仕立てたと木村さんの遺族は証言している(出典はウィキペディア>木村花>テラスハウスにおけるコスチューム事件>名誉回復、やらせに関する証言)。そしてネット上で誹謗中傷を受け自殺に追い込まれた。

騒動を大きくして誰が儲かるのか

  • 小林礼奈さんの騒動でも、誰が騒ぎを大きくしようとしているのか、それによって誰が儲かるのか、などを冷静に考えたほうがいい

以上、思いつくままに箇条書きにしてみました。

なお、小林礼奈さんのことを取り上げたことにより私のこのブログが炎上するのは嫌です。

何か異論があって文章を送りつけられても私は無視しますので悪しからず。

ごきげんよう。


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