かぶとたいぞうです。
愚痴を言う人本人は気づいていないのかもしれませんが、聞かされているほうの身からすると、愚痴ほど嫌なものはありません。
会うたびに愚痴を聞かされていると、もうその人と会うのが嫌になります。電話が来るたびに愚痴を聞かされていると、もうその人からの電話には出たくなくなります。
愚痴ばかり言う人は、本人は愚痴とは気づいていない
愚痴を言っている人本人は自分が愚痴を言っているとは認めません。自分は事実を伝えているだけだと言うでしょう。でもその内容は全て誰かの悪口や批判なのです。そして自分がいかにそのことで苦労しているかという内容なのです。解決策も何もなく、いつも堂々巡りの話なのです。愚痴にしか聞こえません。
仕方がないので聞いてあげると、聞いていてだんだん腹が立ってきます。そして意見を言ってしまい、口論になってしまうこともしばしばあります。いずれにしても愚痴を聞かされた後はどっと疲れます。身内の誰かが愚痴の的になっていることが多く、嫌な気分が数日続くこともあります。
身近で気軽に話せる人に愚痴を言う
愚痴というのは家族や同居人、しょっちゅう会っている人、隣近所の親しい人など身近で気軽に話せる人にしか言いません。
大事な人や緊張感を持って話す相手に愚痴を聞いてもらおうとする人は滅多にいません。
つまり相手を軽く見ているから愚痴をこぼすのです。
愚痴とは相手にも嫌な気持ちになってもらうための手段
愚痴とは「自分は今こんなに嫌な気持ちになっている。分かってほしい。自分だけが嫌な気持ちなのは腹が立つ。だからあなたも一緒になって嫌な気持ちになってほしい。一緒になって腹を立たてほしい」という意味なのです。
「親しき仲にも礼儀あり」と言います。いくら身近な人でもしょっちゅう嫌な気分に巻き込むのは失礼です。
しょっちゅう愚痴を言う人は無視
だから、たまにならいいけど、しょっちゅう愚痴を言う人は無視してしばらく話をしないほうがいいかもしれません。そうすれば誰か他に愚痴を聞いてくれる相手を見つけてくれるかもしれません。
世の中には「愚痴聴き屋」という商売があるくらいです。ただで会ったり電話がかかってくるたびに愚痴を聞かされるのはまっぴらです。
知らずに自分も愚痴を言うので注意
おっと、今日の私のブログの内容も愚痴かもしれませんね。愚痴というものは自分では気づかずに言ってしまうので注意しなければなりません。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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