かぶとたいぞうです。
ネットニュースを閲覧していたら、「老夫婦の平均生活費は1ヶ月36万円」という記事を発見しました。
何か意図があって読者を不安に陥れているのでしょう。バカバカしいのでサラッとしか読まなかったのですが、貯金は2千万円あっても足りないとか書かれていました。
3年前の総務省の発表では235,000円だった
数年前に総務省が発表した「2018年の家計調査年報(家計収支編)」でさえ、高齢者夫婦2人世帯(夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯)の生活費月平均で235,615円でした。
昔の高齢者の中には結構な年金をもらっている人がいます。たくさん貰えばたくさん使うのは当たり前です。あるから使うのです。
その後家計支出は減ったはず
2018年から3年経った今、年金はどんどん減らされ、コロナ禍で生活レベルを下げた老夫婦も大勢います。将来に対する漠然とした不安から、多くの人たちが消費を抑えています。
「老夫婦の平均生活費は1ヶ月36万円」は脳みそからお花が生えてきている人の妄想としか思えません。
もちろん平均だと言うのですからバラツキがあるのでしょう。
1ヶ月10万円も使っていない人もたくさんいる
私なんか1ヶ月10万円も使っておりません。ローンの終わったマイホームがあり、子どもたちに手がかからなくなった今、お金の使いようがないのです。別に我慢しているのではありません。十分老後生活をエンジョイしても1ヶ月の支出は10万円未満なのです。10万円あれば悠々自適です。
私みたいな人が世に中にはたくさんいますから、平均で36万円だと言うなら、逆算して毎月56万円も使う老夫婦がたくさんいなければ計算が合いません。一体どうやったら年寄り2人で毎月56万円も使えるのでしょうか。
不安を煽るのもいい加減にしろ
老後資金不足問題に絡めて不安を煽る人たちがいます。なにか意図があるのでしょうが、人を不安におとしいれるのもいい加減やめてほしいです。
人間は無いなら無いなりに工夫をして生活ができるのです。
お金がなくても生活をエンジョイできるのです。
「足りない」思想から「足ることを知る」思想へ
「無い、無い」、「足りない、足りない」と無い物ねだりして不安に思うのではなく、「足ることを知る」ことが心の平安に結びつき、幸せな気持ちになれるのです。
「足りない」と思っている人にはお金がいくらあってもたりません。考えが足りないからです。
もう「足りない」思想から脱却して「足ることを知る」思想に頭を切り替えましょう。幸せになるにはそっちのほうが早いです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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