かぶとたいぞうです。
私の現在の生活費は1ヶ月10万円以下です。持ち家で無借金だから可能なのですが、それでもかなり工夫して支出をセーブしているほうだと自負しています。
ちなみに生活費の中に終身の医療保険料1ヶ月1万5千円も入っていますから、実際の生活費は8万円程度です。うち食費は酒類を入れて3万円くらいです。
庭仕事に使う工具や園芸用品、道具などに使うお金が結構多いです。
最大最強の節約の秘訣
以前は1ヶ月50万円を超える支出をしていた私が、10万円以下で生活できるようになる過程で学んだことは1つ。外で酒さえ飲まなければお金は残るということです。とても簡単です。
でも、そのとても簡単なことができない人が多いのです。
人はどうして外で飲みたいのでしょう。
人が外で酒を飲む理由
ただ単に酒を飲みたいのであれば買ってきた酒を家で飲めばいいのです。でも、家で飲んだほうがずっと安いにも関わらず、人は外で飲みたくなるのです。しかもたまには高い店で散財したくなるのです。
答えはストレスです。
ストレスを発散するためにわざわざ高い店で飲むのです。
ストレスを発散するために飲みに出る
ムシャクシャしていたり、疲れていたり、落ち込んでいたり、我慢し通しだったり、何かに腹を立てていたり、自分を慰めたいと思っている時に、ワガママを聞いてくれるお店ではしゃぎたいのです。
店の方も心得ていますからワガママを聞いてくれます。その代わり気前よくお金を使わなければなりません。それが商売です。
飲み屋でお金を使う理由
マスターや従業員にも一杯飲ませて、知人の常連客や他の客にも振る舞って、高いボトルを入れて、それで自分のワガママを許してもらうのです。何でも言うことを聞いてもらうのです。みんなに注目してもらうのです。そしてお世辞を言われていい気分になるのです。
ホステスや愛人業の女性がホストクラブにハマるのはなぜか。
激務の人ほど夜の街で散財するのはなぜか。
主婦が「1ヶ月に1回は外食したい」と言うのはなぜか。
それらを考えれば分かるはずです。
私にはまったくストレスがない
さて、最近の私は外に飲みに出たいとはまったく思いません。ストレスがまったくないからです。
コロナ禍だからということではありません。外で飲みたいと思わないのです。外で飲むくらいなら我が家の庭を見たり、星空や月を見ながら自宅でのんびりと酒を飲むほうがよっぽどいいです。
ストレスがまったくないと外で飲む必要がなくなるのです。
我慢したら、反動で飲みに出たい気持ちが強くなるだけ
我慢しているのではありません。本当は飲みに出たいのに、気分をごまかして飲みに出るのを我慢していると、その反動で飲みに出たい気持ちが強くなり、一気に散財してしまいます。
私の場合は気分転換に飲みに出ようという気がまったく起こらないのです。
たまに友達と外で会ったりするのは好きですが、そういう場合は安い店しか行きません。
飲みに出ないとお金が残る
飲みに出ないからお金が残ります。残ったお金で趣味の園芸や大工仕事のいい道具が買えます。でもそんな出費は飲み代に比べたら安いものです。それらを買ってもお金が残るのです。
収入がほとんど無いのにお金が残るのですから最強です。
ストレスを減らすことが最大の節約
皆さんもどうにか方法を考えてストレスがなくなる工夫をしてはいかがでしょうか。ストレスを減らすことが最大の節約に繋がります。
ストレスを貯めればお金が貯まらず、ストレスを貯めなければお金が貯まるのです。
案外仕事をやめたほうがストレスがなくなってお金が貯まるかもしれません。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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