旅に病んで夢は枯野をかけ廻る

かぶとたいぞうです。

「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」

旅に病んで:kabutotai.net

ご存知、芭蕉の句です。

昨夜遅く酒を飲んで帰り、寝ようと思ったら激しい腹痛に襲われました。差し込むような痛み、吐きたいような気分、頭も痛くなってきました。



なにか悪いものを食べただろうか

「なにか悪いものを食べただろうか」

昨夜は4件の飲食店をハシゴしましたが、記憶を順にたどっても心当たりはありません。

「飲み過ぎか」

最近は以前ほど飲めなくなりました。

食べ過ぎか

「食べ過ぎか」

それほど食べたとは思いませんが、やっぱり以前より食べられなくなっています。あまり調子に乗っていっぺんに食べると苦しくなります。



単なる食べ過ぎ、飲み過ぎの痛さではない

痛みは益々激しくなりました。単なる食べ過ぎや飲み過ぎではないようです。

さらに記憶をたどりました。昼に食べたもの・・・

思い当たるものがありました。

「古い卵か」

昨日のお昼は温かいご飯に生卵をかけて食べたのです。その生卵は2週間ほど前に買ったものです。冷蔵庫で保管してありましたが少し気になりました。危険かなと思ったのですが気にせずに生のまま食べたのです。

サルモネラか

「サルモネラか」

夜中に何度もトイレに行きました。その都度、腹を押さえてロフトの上段から降りてくるのはとても辛かったです。

その時にふと私の頭に浮かんだのが前述の芭蕉の句です。

「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」



芭蕉は旅に病んでもなお冒険を

芭蕉は旅に病んでも、なお「冒険を続けたい」と思ったようです。すごい人です。

それに比べて私はすっかり弱ってしまい、「家に帰りたい」と思いました。私は弱い人間です。

家に帰っても誰もいないのにです。ただ寒い、誰も住んでいない大きな家があるだけなのです。

どうして家に帰りたいなんて思うのだろう

「どうして家に帰りたいなんて思うのだろう」と自分でも不思議に思いました。

芭蕉はすごいです。夢の中でさえ、枯野を駆け巡っているのです。本当の旅人です。

私は少し大袈裟なところがあって、昨夜は寝ながら「ここでこのまま死んだらどうしよう」と思っていました。



今日は一日中寝ていた

今朝は一度起きたのですが、やはり腹が痛く、頭も痛いのでそのままもう一度寝ました。何回かトイレに起きましたが、それ以外は一日中寝ていました。起きても腹が痛くなるだけです。寝るしかありません。

さっき夕方になってようやく起き上がり、今こうやってブログを書いている次第です。

今はもう大丈夫

今はもう大丈夫です。だいぶ良くなりました。

サルモネラだったらこんなものでは済まないはずです。熱もありません。単なる雑菌か、体調不良による腹痛だったのでしょう。



ひとり旅先で病気になると心細い

ひとり旅に出て、旅先で病気になると心細いものです。タイでも何回か経験しました。

そしてその都度自分の弱さを思い知らされます。

病床に伏してもなお旅を夢見る芭蕉にはとうてい及びません。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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“旅に病んで夢は枯野をかけ廻る” への2件の返信

  1. 知らない土地での体調不良は心配ですね、お大事にしてください。

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