【米国株】米国株は2日続騰の後で少しががみ、日本円は149.9円で足踏み状態

かぶとたいぞうです。

昨夜19日の米国株はやや下がって終わりました。

NYダウの終値は99.99ドル安の30423.81ドル、ナスダックは91.89ポイント安の10680.51でした。

各指標の前日比は、NYダウで-0.33%、S&P500は-0.67%、ナスダックは-0.85%、かぶとたいぞうポートフォリオは-0.48%でした。



P&Gとロッキード・マーティン

私の持ち株の中では、四半期決算がやや良かったP&Gが0.93%上がったほか、やはり四半期決算が好調だったロッキード・マーティンも一昨日に引き続き上がりました。

ただし、P&Gは売上こそ上がりましたが、それは値上げしたぶん上がっただけで、販売数量はむしろ下がっています。だからこれ以上インフレが続くと消費者はブランド離れし、より安い代替え品を買うかもしれません。

P&Gといえども今後は利益がさらに減少していくかもしれないので要注意です。

昨夜の米国株の値動き

昨夜の米国株はスタートは好調でした。引き続き良い企業決算が出てきて寄り付きから上昇しました。

しかしその後、長期金利が急上昇し、警戒感が再燃して米国株は下落に転じました。2日続騰した後なので、少しかがんだだけのような気もしますが。



各指標と関係者の発言

米9月住宅着工件数は予想を下回ったものの住宅建設許可件数は予想外に前月から増加しました。

カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁がタカ派発言し、さらに世界各国のインフレ指標が次々と高いインフレ率を示しました。

FRBの大幅利上げ懸念が強まり金利が急上昇

それらにより、FRBの大幅利上げ懸念がさらに強まり、米10年国債利回りが4.127%まで上がり、2008年来の高水準となりました。

金利が上がったので影響を受けやすいナスダックはより下がりました。

当然、日米金利差が広がり円もさらに下がりました。1990年以来32年ぶりの安値を連日で更新しています。本稿執筆時点では1ドル149.91円です。



日本政府・日銀が円買い介入か

ところが一気に150円を超えず、149.9円付近でウロウロしているところを見ると、また日本政府・日銀が円買い介入しているのかもしれません。

介入しても150円超えを少し遅らせる程度の効果しかないと思います。

むしろ円安のエネルギーが蓄えられ、150円を超えた後は一気に円安が進むような気がします。

ごきげんよう。


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