【米国株】良好な四半期決算が続き、2夜続騰の米国株。150円間近まで下がった日本円

かぶとたいぞうです。

昨夜18日の米国株式市場は一昨日に引き続き続騰でした。

最近連日発表されている米国の大手金融機関などの四半期決算発表が予想より良かったからです。企業業績は予想したほど悪くないという安心感から買い注文が増えました。



NYダウの終値

昨夜のNYダウの終値は、前日より337ドル98セント上がって3万523ドル80セントでした。

終値の前日比は、NYダウで+1.12%、S&P500は+1.14%、ナスダックは+0.90%、かぶとたいぞうポートフォリオは+1.19%でした。

ロッキード・マーティンが+8.69%

私の持ち株では四半期決算内容が良かったロッキード・マーティンが8.69%も上がりました。

NYダウの値上がりはこの2日間で800ドルを超えました。



「米国企業の業績は思ったほど悪くない」という楽観的ムード

「米国企業の業績は思ったほど悪くない」という楽観的ムードで今のところ上昇している米国株ですが、四半期決算の発表はこれからが本番です。

今夜以降も連日続く決算発表の内容をしっかり見極める必要があると思います。

ドル/円は149円台

ドル/円は、あっさり149円台を突破しました。150円に達するのも時間の問題だと思います。

鈴木俊一財務相は「投機筋が動いて急激な変動があれば断固たる対応をする」と言っていますが、別に投機筋でなくとも今はドルを買う人が多いと思います。



円が下がってドルが上がるのは火を見るより明ら

各国が躍起になって利上げしているのに、日本だけは利上げしないと明言しているのです。G8でも米ドル高に対応した協調介入の議論はいっさいありませんでした。

円が下がってドルが上がるのは火を見るより明らかです。

米(こめ)の値段が上がるなら誰だって米を買う

例えば米(こめ)が値上がりすることが明らかなら、誰だって米を多めに買っておきます。同じようにドルが値上がりすることが明らかなら、投機筋でなくともドルを買います。

海外旅行に行く人なら、ドルは買っておいてもいつかは使うでしょう。ドル預金で資産形成する人もいます。



今の円安は自然な市場の動きによって作られたもの

つまり今の急激な円安は何も投機筋が仕掛けて作ったものではなく、自然な市場の動きによって作られたものだと思います。介入の必要などまったくありません。だから各国は動かないのではないでしょうか。

他国が競って利上げしている最中、日本だけは絶対に利上げしないで、「急激な円安は困る」と言う方がおかしいのです。

円はどこまで下がるか

150円もあっさり超えたあと、円がどこまで下がるか、世界中が注目していると思います。

私は、180円、いきおい200円まで下がってもおかしくないと思っているし、そんなことを想定して金融資産の大半を既にドル資産に交換済みなのです。



180円でも200円でも

日本政府は「急激な円安は困る」と言っていますが、もう少しゆっくりとしたペースなら180円でも200円でもいいと思っているのではないでしょうか。

日本政府にとって円安は念願だったし、物価を上げるのも念願でした。

ただ急激過ぎると各界から文句が出るので困っているだけだと思います。

ごきげんよう。


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