かぶとたいぞうです。
パタヤにはティファニー・ショー(Tiffany’s Show)と言う世界最大級のニューハーフ(オカマ)ショーの劇場があります。
ティファニー・ショーは由緒正しいニューハーフ(オカマ)ショー劇場
40年以上の歴史を持つティファニー・ショーは、タイ政府の観光庁からも賞をもらった事がある由緒正しい名門劇場です。毎年秋には世界一のニューハーフを決める「ミス・インターナショナル・クイーン」という大会が開かれていることでも有名です。
セカンド・ロードのソイ1あたりにあります。
ティファニー・ショーに久しぶりに行ってみた
先日、札幌から来た友人を案内して、久しぶりにティファニー・ショーに行きました。少しチケットの値段が上がっていていましたが、友人は初めてなので、絶対に喜んでもらえると思いました。
ショーが終わり、友人の様子をうかがうと、とても喜んでくれた感じでした。しかし久しぶりのティファニー・ショーは私には少し物足りないものでした。
今のティファニー・ショーに感じた物足りなさ
ストレートに言うと、以前に比べ劣化した感じでした。観客も少なかったし、踊り手のニューハーフも以前より減った感じがしました。
以前はフィナーレに踊り手全員が出てきた時、ステージに所狭しと並ぶニューハーフの人数に圧倒されたものです。それに比べ今回は以前より3割がた少なく感じました。気のせいでしょうか。
十数年前のティファニー・ショー
20年以上前、私が初めてパタヤに遊びに行ったころは、まだティファニー・ショーのことを知りませんでした。
私の初めてのティファニー・ショー体験は、せいぜい十数年前だと思います。それほど昔のことではありません。
初めてのティファニー・ショーは予想に反して気品があり、大規模で、迫力があり、また、美しく、可憐でした。感動すらしたことを今でも覚えています。
フィナーレでは立って拍手をしました。少し高くても金を出す価値があると感じました。
昔は日本の舞踊もプログラムに入っていた
当時の演目には日本の舞踊もありました。
「さくら、さくら」の曲に合わせて踊る、浴衣と蛇の目傘のニューハーフ達に思わずうっとりしたものです。
日本の舞踊が終わると惜しげない拍手がわき起こりました。きっと日本人でしょう。
その後続けて韓国のアリランがかかり、チマチョゴリの美女達がステージに現れると、別の方面からひときわ大きな歓声があがりました。韓国人たちが対抗して拍手をおくっているのです。
最後に中国の舞踊が始まると、今度は中国人たちが大きな歓声を上げました。当時はまだ中国人はそれほど多くありませんでしたが大きな声でした。
日本、韓国、中国の対抗合戦みたいな感じで、とても楽しい雰囲気でした。
今のティファニー・ショーには日本の演目は無い
今でも韓国と中国の踊りはありますが、日本の踊りはもうありません。きっと日本人が少ないので、やらなくなったのでしょう。
体の半分が男でもう半分が女のショーとか、ティナ・ターナーの踊りとか、昔からずっとやり続けているショーも多い中で、日本の舞踊が無くなったのはさみしいかぎりです。
日本人はもっとパタヤへ行かなければなりませんね。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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