かぶとたいぞうです。
家にあった古本を大型スーツケース(トランクケース)一杯分(約60冊)古本屋に売りに行きました。
断捨離
今から7年ぐらい前、断捨離を進めようと思って、部屋にあったおびただしい数の本を一挙に捨てたことがあります。
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幅5メートル、高さ2メールの書棚にびっしりと詰まった専門書、約1000冊をゴミステーションに捨てました。法律関係の本、経営管理関係の本、経済、マーケティング、その他専門書がほとんどでした。こんな本は誰も読まないと思ったのです。
部屋とゴミステーションを何回も何回も往復しました。そのうちに人が集まり、私が捨た本を次々と拾っていきました。キャリングケースを持ってきて入れている人もいました。読んでくれるならありがたいと思いました。
ところが後で事情通の人に聞くと、読むのではなく、古本屋に持っていったに違いないと言うのです。専門書はある程度の値段で売れるし、インテリアにもなるらしいのです。損したと思いましたが、しかたありません。
本は知らないうちにたまる
あれから約7年。本はもう買わない、読むなら電子書籍と決めていたのですが、知らないうちにまた本がたまってしまいました。
今回は古本屋に持って行って、少しはお金にしようと思いました。
旅行用の大型のキャリングケース1杯分、ハードカバーの本が約60冊です。出版されてまだ1年くらいの本もたくさんあります。ただし、今回はほとんどが小説や経済解説本などです。
買ったときの値段は、1冊1000円として合計6万円。古本屋で3千円くらいになれば結構だと思いました。
大型のキャリングケースに入れて近くの古本屋まで歩きました。歩くと結構な距離で、疲れてきました。天気が良かったこともあってけっこう汗をかきました。
古本屋は持っていった本を1冊1冊見て、「これは売り物にならない」とか、「これは値段が付きませんよ」とか、いちいち文句をつけてきます。
私は「持って帰りたくないので、ただでもいいから引き取ってください」と答えました。
古本屋という商売
そうとう値踏みに時間をかけた割には、買い取り価格は結局280円だと言います。
「全部で280円ですか!?」と訪ねると、
「買い取れる物だけで280円です。あとはこちらで処分します」との答え。
完全に足元を見られました。
小説が多かったからかもしれませんが、なかなかお金にはならないようです。
280円を受け取った後、参考のためにその古本屋で売っていた本をざっとながめてみました。
小説などがけっこう高い値段で売っています。ハードカバーもので400円~500円、文庫本でも200円くらいします。
店頭には今私が売ったばかりの同じ小説が1冊600円で売られていました。
きっと「処分する」と言ってただで仕入れたものに値段をつけて売っているのでしょう。そうしなければ儲からないのかもしれません。家賃もかかるでしょうし。
今回は「骨折り損のくたびれ儲け」でしたが、運動をしたと思って自分を納得させました。そして天気が良いので、そのまま少し散歩しました。
老後は時間が充分あるので、これに懲りず、少しでもお金になることを研究してみます。まだやっていませんが、メルカリなんかにもチャレンジしてみようと思います。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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