かぶとたいぞうです。
今はもう降っておりませんが、2日前まで、ここパタヤでは連日のように「時ならぬ大雨」が降っていました。
そして、その影響で、昨年末に大金をかけて「盛り砂」したパタヤビーチの砂が海に大量に流されてしまいました。
昨年の12月に盛り砂工事をしたばかりのパタヤビーチ
昨年の12月に砂浜拡張工事を終えたばかりだったので、関係者は落胆していることでしょう。
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3日ほど前に散歩したときは、砂浜の一部が大きくえぐれて川のようになり、その跡が深い溝になってしまっているところがありました。
昨日は良く晴れたので、パタヤビーチに海水浴に行ってみました。
すると、海水浴エリアの砂浜が重機で修復工事中でした。
海に流された砂を少しでもかき集めて砂浜に戻し、それを少しずつ陸地側へ移動させ盛りなおしたり、溝になった部分を埋めたりしているようです。
どこかからまた大量の砂を持ってくるには、また大量の金がかかります。少しでも金をかけないで砂を戻そうと涙ぐましい努力をしているようです。
パタヤビーチの砂浜はもともと奥行きが狭く、海の家のような店が波打ち際にびっしり立つとパブリックビーチ(無料ビーチ)がプライベートビーチ(有料ビーチ)化してしまいます。
つまり、本来はお金なんか払わなくても誰でも楽しめるビーチなのに、お金を払ってビーチチェアを借りなければビーチを楽しむことができなくなってしまうのです。
それで「盛り砂」により砂浜の奥行きを拡大し、波打ち際までの距離を確保したのです。海の家のビーチチェアに座らなくても広大で奥行きのある砂浜を誰でも無料で楽しめるようにしたのです。
人の試みは自然の力には勝てない
すばらしいこころみです。観光客は大喜びです。しかしパタヤ市のせっかくの努力も大自然の力にはかないませんでした。
これからも大雨が降るたびに少しずつ砂が流されるのでしょうか。そしてまた重機で少しずつ戻すのでしょうか。
せっかく盛った砂がせめてこれ以上流れないよう祈ります。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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