かぶとたいぞうです。
昨日発表された米国の12月の住宅着工件数は予想をはるかに上回りました。それを受けて昨夜の米国株式市場は好調。史上最高値をまたまた更新して取引を終了しました。
12月の米国住宅着工件数と過去からの推移
予想138万件に対し結果160.8 万件、絶好調の米国住宅着工件数
12月の米国住宅着工件数は予想138万件に対し結果は160.8万件。11月の着工件数も136.5万件から137.5万件に上方修正されました。
上のグラフを見ても分かるように、160万件越えは急激な伸びです。ピョコンと飛び出しました。
住宅着工件数は私がもっとも重視する経済指標
私はいろいろな経済指標の中でも特にこの住宅着工件数は重視しており、毎月欠かさず見ております。
住宅産業は裾野が広く、住宅建築が好調なら必ず家具、エクステリア、電気設備、家電、日用品、住宅向けサービス業など関連産業が潤い景気が良くなるからです。
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似鳥昭雄ニトリ会長も住宅着工件数を見ている
最近は経済予測が良く当たると評判のニトリホールディングス会長似鳥昭雄さんも、この米国住宅着工件数をいちばん重視しています。
私が住宅着工件数を重視するようになったのも実は似鳥昭雄さんに教わったのです。
リーマンショックを予測した似鳥昭雄氏
私は似鳥昭雄さんとは古くから交流があります。リーマンショックの少し前に似鳥昭雄さんが米国住宅着工件数と住宅ローンの異変に気づき、米国のリセッションを予測したのをこの耳で聞いています。私は似鳥昭雄伝説の生き証人というわけです。
あの時、似鳥さんは米国の住宅着工件数さえ見ていれば世界景気のおおよその検討はつくと言っていました。それ以来私も米国住宅着工件数は必ずチェックするようになったのです。
米国株はこのまま上がり続けるかも知れない
必ず暴落が来る、と言われ続けている米国株ですが、もしかしたらこのまま上がり続けるかも知れないと最近は思うことがあります。
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今回の住宅着工件数の発表を見る限り、今の米国株の高騰は、単に米中貿易戦争の休戦ムードやバブルによるものではなく、実態経済を伴ったものである可能性が高いからです。
ダウはあっという間に3万ドルを越え、4万ドルを目指すか
今後も米国株は当面の間連日のように史上最高値を更新し、あっという間に3万ドルを越え4万ドルを目指しても不思議ではないと思います。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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