かぶとたいぞうです。
ジム・ロジャーズという米国出身の投資家がいます。今はシンガポールに住んでいます。
世界三大投資家の1人、ジム・ロジャーズ
むかしジョージ・ソロスと組んで株で一発当てた老人です。組んだ相手が良かっただけだと思いますが、世界三大投資家の1人と呼ばれています。あとの2人はジョージ・ソロスとウォーレン・バフェットです。
ジョージ・ソロスと別れたあとは何をやってもパッとしなかったジム・ロジャーズ
ジム・ロジャーズは、ジョージ・ソロスと別れたあとは何をやってもパッとしません。それでも「投資の神様」と言われ崇められています。特に日本に信者が多いです。
ジム・ロジャーズはたびたび予言めいた経済予想をしますが、当たったためしがありません。
ジム・ロジャーズの予想は当たったことがない
中国株が伸びると言ったり、毎年のように米国経済が深刻なリセッションを迎えると言っていますが、ぜんぜん現実化しません。
それでもジム・ロジャーズの熱狂的な信者はジム・ロジャーズを擁護します。
「ジム・ロジャーズは逆張りの天才だから、わざと逆のことを言って自分が儲かるようにしているのだ」と。
当たれば「予言的中」、外れれば「わざと逆のことを言った」。都合のいい話しです。
ジム・ロジャーズは耄碌したのか
ジム・ロジャーズはかなり前に「日本は今後見込みがないので日本の株はすべて売った」と言っていました。それはそれでひとつの投資判断だと思います。しかしそれから何年も経ってから、「日本の株は去年中にすべて売った」と言い出しました。何年も前に「すべて売った」と言ってたではないか。
さらに数年後には「それでも私が日本の株を持ち続ける理由」とか言い出して、さらにまた「日本の株はすべて売った」と言うのです。
ジム・ロジャーズは耄碌したのかもしれません。それともその都度判断がコロコロ変わって売ったり買ったりしていたのでしょうか。
ジム・ロジャーズの言葉はなぜ話題になるのか
そんなジム・ロジャーズがなぜ話題になるのか。それはひとえにウケを狙って過激なことを言うからです。奇抜な表現には誰でも興味を示します。
ジム・ロジャーズが最近日本に関して次のように言及しました。
ジム・ロジャーズ「もし私がいま10歳の日本人ならば」
「もし私がいま10歳の日本人ならば……。そう、私は自分自身にAK-47を購入するか、もしくは、この国を去ることを選ぶだろう。なぜなら、いま10歳の日本人である彼、彼女たちは、これからの人生で大惨事に見舞われるだろうからだ」
AK-47とは、『カラシニコフ』の名で知られる旧ソ連開発の自動小銃のことです。
ジム・ロジャーズは日本では拳銃を簡単に買うことができないことも知らないのです。
ネームバリューがあるから奇抜なことさえ言えば人はリアクションする
それでもこの奇抜な表現は多くの日本人の心を揺さぶったに違いありません。
「これからの人生で大惨事に見舞われる」なんていう表現は終末論、陰謀論などを好む層にたいへんウケる表現です。
世界三大投資家の1人というネームバリューがあるので奇抜なこと、刺激的なことさえ言えば多くの人が反応するのです。
ジム・ロジャーズの人相
私は人相も見ます。写真で見る限りジム・ロジャーズの顔はどの写真にもズルさが出ています。本当のワルの顔ではありませんが、お調子者でズルスケで人を欺いたり大袈裟に言ったり嘘をついたりする人の顔です。決して真面目で正直で嘘をつかない人の人相ではありません。そういう意味では同じ三大投資家の1人と並び称されるウォーレン・バフェットのほうがずっといい人相をしています。
むかし一山当てた老人ジム・ロジャーズのホラ話
むかし一山当てた老人が調子に乗ってホラ話をしているようにしか私には見えません。
しかし多くの人はその人が過去に言ったことが現実になっているかどうかなど検証することなく、ただ有名人の奇抜な表現に心を動かすのです。
だからジム・ロジャーズも次々と極端なことを言うのです。
たとえつじつまの合わない話であっても。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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あの老害の言ってる事は全て逆張りだと思ってる。ちょっと前の韓国に投資するだの、最近の日本株に投資するだのは大衆に方向付けた上での逆張りではないかと思えてならない。元々、ソロスと組んで英ポンドを叩いて大儲けした人間だし、最後にもう一花咲かせようと暗躍してるのではないか。