私の目の前で本物のピストル発砲の外国人、パタヤの夜の恐ろしさを知った

かぶとたいぞうです。

あまりにも恐ろしい話なので記事にするかどうか迷ったのですが書きます。



3日前の夜、パタヤのソイ・ブッカオ付近で発砲事件

実は3日前の夜、パタヤで発砲事件があり、私はその場に居合わせていたのです。

現場はソイ・ブッカオの南端、火曜金曜市の少し手前からサードロード方面に入った裏道です。

バイクに2人乗りの外国人が発砲

ひっそりした裏道の食堂でいつものように飲んでいると、バイクに乗った2人組の外国人が通り過ぎました。

その時バイクの後ろに乗っていた上半身裸の外国人(国は特定できませんがアジア人ではなかったように思います)が拳銃を空に向けて連続で4発(ないしは5発)発砲しました。私の目の前でです。



ソイ・ブッカオ付近に鳴り響く銃声

一瞬の出来事だったので詳しくは覚えていませんが、あたりが暗かったので発砲音と同時に手に持った拳銃から赤い火が出ていたのを覚えています。私が座っていた場所から5メートルも離れていない場所です。

2人乗りのバイクはそのままサードロード方面に逃走しました。その後発砲音を聞いた近所の人たちが次々と家から外へ出てきました。

駆けつけた警官が目撃者の聞き込み

誰かが警察に通報したようで、ほどなくして警官が現場に来てました。そして目撃者に話を聞きました。私も聞かれましたが他の人が答えたこと以上は言えませんでした。暗かったし一瞬の出来事でしたから。

実は私は付近に落ちていたピストルの薬莢(やっきょう)を見るまでは、外国人がふざけておもちゃのピストルを鳴らしていたと思っていたのです。だから銃弾が鳴り響く中で普通にビールを飲んでいたのです。



「さすが日本人は度胸が座っている」

銃声を聞いて厨房から飛び出してきた食堂の主人は、私が落ち着いて悠々とビールを飲んでいる姿を見て、「さすが日本人は度胸が据わっている」と思ったそうです。

そのあと本物の拳銃だと知って急に恐ろしくなりました。

日本では本物の拳銃を見ることも銃声を聞くこともないですからね。

かつてニューヨークで聞いた銃声と殺人

そういえば、学生の頃初めてニューヨークに行った時。銃声が鳴って、目の前で人が撃たれて倒れている姿を見ました。「ここは日本とは違うんだ」と思いました。みぞおちあたりが引き締まる思いをしました。

あの時も恐ろしかったですが、今回は別の意味でもっと恐ろしかったです。



パタヤで見た発砲の光景は殺人より恐ろしい

ニューヨークで見たのは特定の理由で特定の人が殺された光景でした。だから自分が殺されるとは思いませんでした。悪いことさえしなければ殺されないと思ったのです。

しかし今回パタヤで見たのは何かの腹いせか威嚇か脅かしか分かりませんが、見せびらかしの発砲です。気分によっては銃口が私に向けられないとも限らないのです。

発砲した外国人は笑っていた

バイクの後ろに乗っていた外国人の男は、不敵な笑みを浮かべながら発砲していました。顔はまったく覚えていませんが笑っていたのは覚えています。だから最初おもちゃのピストルだと思ったのです。

笑いながら本物の拳銃を発砲するって恐ろしくないですか?



パタヤは日本とは違う

「ここは日本じゃないんだ」と改めて思いました。

この3日間、地元のニュースをくまなく見ました。発砲事件のことが載ってないかと。しかしどこにも載っていません。パタヤでは発砲ぐらいではニュースにならないようです。

日本で発砲事件があれば大騒ぎですよね。

パタヤは日本とは違うのです。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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