かぶとたいぞうです。
ちょっと嫌なことがあって、この2、3日悶々とした気分で過ごしました。
嫌な気分で落ち込んでいた私がどう克服したか
どんな嫌なことがあったのかは書きません。自分の嫌な体験を読者にぶつけて気分を晴らそうという意図ではないからです。
そんなことより、どのようにして嫌な気分を克服したかを書くほうが読者の皆さんのためになります。
気分を変えようと努力しても嫌なことを思い出す
昨日も一昨日も、せっかくパタヤビーチを歩いていても嫌なことを思い出して気分が晴れませんでした。晴れないどころか次々と面白くないことを思い出し、いつしかブツブツと独り言を言いながら怒った顔で歩いてる自分に気づきました。
せっかくよく晴れたヤシの木の生い茂る南国のビーチを歩いているのに。
小さい頃からちょっとしたことを気に病む性格
私は小さい頃からそうでした。何か嫌なことがあると気分が落ち込み、なかなかもとには戻れません。他人のちょっとした一言が気にさわり、ずっと気に病んで忘れられないのです。ものすごくこだわるのです。
悩んでもしょうがない。早く忘れたほうがいい。相手も悪気で言ったわけではない。相手も何か他の理由で気分を害していて、それで私につらくあたったのだろう。多めにみてあげなければ。気分を変えよう。楽しいことに集中しよう。
そのように考えるよう努めるのですが、やっぱりまた嫌なことを思い出してしまうのです。本当に我ながら自分のねちっこい性格に嫌気がさします。
他人の一言が気になり、うつ病にもなりかねない
私のようなタイプは嫌なことが重なると精神にも支障をきたし、うつ病にもなりかねません。だからなるべく環境を変え、気分を変えようと、ひたすら努力します。それでも最低2、3日はダメです。
どんなに嫌なことがあっても翌朝にはケロッとした顔をしている人を見ると羨ましく思います。嫌なことをすぐに忘れることができるというのはひとつの才能だと思います。私には無い才能です。
なるべく早く気分を戻すコツが分かった
私にはそのような才能が無い代わりに、嫌なことをなるべく早く忘れるためのコツを身につけました。
- 問題を解決しようとしない(問題は自分の心の中にあるのだから解決できない)
- しばらくは相手とは会わないようにする(話し合ったり意見交換しても無駄。問題は自分の心の中にあるのだから)
- 普通に日常生活をする(何かをしているうちに忘れる)
- 時間がたてば忘れると思って諦める
- 黙っていない(黙っていたらまた嫌なことを思い出す)
嫌なことを忘れられない自分に言い聞かす言葉
その上で自分にこう言い聞かせるのです。
「嫌なことを思い出して悶々と過ごすのも、楽しいことを考えて愉快に過ごすのも、自分の気分は自分次第で決まる。たったいま自分の心をコントロールしているのは他ならぬ自分自身なのだから。それでもまだ嫌な気分に浸っていたいなら好きにしなさい」。
暇だと嫌な気分を長々と引きずる
それと、嫌な思いを長々と引きずる時というのは暇な時が多いです。忙しければ嫌な気分を引きずっている余裕はありません。
私はもうリタイアメント生活に入っているので仕事に忙しいということはないのですが、芸術活動などすることはたくさんあります。
嫌なことを思い出して悶々とした時間を過ごすより小説の原稿でも書いていたほうが生産的ですね。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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