【米国株長期投資】株価が上がろうが下がろうが、長期投資家にはあまり関係ない

かぶとたいぞうです。

トランプ大統領に翻弄されて株価が乱高下しています。短期投資家は一喜一憂していることでしょう。夜も眠れない人がいるかもしれません。

しかし、我々長期投資家はまったく動じておりません。長期投資家にとって大事なのは配当であり株価ではないからです。株価が上がろうが下がろうが、長期投資家にはあまり関係はないのです。



「あまり関係がない」

株を売らない限り株価は意味をなしません。そして我々長期投資家はよほどの事情がない限り株を売りません。

「あまり関係がない」と言ったのは、株を買うには安い時の方がいいので、長期投資家も株価を見ています。そして安い時は買い時なので歓迎なのです。

つまり、長期投資家にとって株価が下がることは歓迎こそすれ、心配したり落胆する理由にはならないのです。

株安にも個別事情と全体事情がある

自分が株を保有する会社の個別の事情で株価が下がったなら要注意です。不良品を売ってしまったとか、クレームや訴訟が起きたとか、売り上げや利益が継続的に下がっているとか、そんなことが原因で株価が下がったのなら心配です。場合によっては株を手放すことも検討しなければなりません。

しかし、今回のトランプ関税による市場の動揺のように、市場全体、世の中全体の動揺により株が上がったり下がったりするのはぜんぜん問題はないと思っています。単なる相場の乱高下です。コロナの時もそうでした。



相場は上がったり下がったりする

上がりすぎた株価は必ず下がるし、下がりすぎた株価は必ず上がります。株式が相場で売り買いされているいじょう、株価は必ず上がったり下がったりします。

でも、その会社の業績に問題がなければ配当は必ず出るし、業績が上がれば増配します。長い目で見れば何も問題はないのです。

例えば

1株100ドルで買った株によって年間3ドルの配当をもらっているとして、その株が1株200ドルになっても配当が3ドルのままなら今までと同じです。喜ぶ必要はありません。その株がまた100ドルまで下がったとしても配当が3ドルのままなら買った時に戻っただけです。悲しむ必要はありません。なんの得も損もないのですから。

いっぽう、短期投資家は往々にして高い時に買うので、200ドルの時に買って100ドルで狼狽売りするのです。そして投資額が半分になったと落胆します。

株価がピーク時の半分になったら新聞は「投資家は資産を半分失った」と騒ぎ立てます。でも本当は、資産を半分失ったのは短期投資家だけなのです。長期投資家はいつだって無傷です。株を売らないからです。



長期投資家には株価による損も得もない

長期投資家は株を安い時に買って、何十年も持ち続けます。株価による損も得もありません。

私も長期投資家なので、株価による損も得も、まったくありません。配当は毎月コンスタントに入ってきます。今年も各社が少しずつ増配してくれたので嬉しいです。株価が下がっても何の動揺も心配も落胆もありません。

むしろ、うまくすれば、どさくさに紛れて優良株を格安で買えるチャンスかもしれないと期待しているくらいです。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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