【米国株長期投資】1億円あったら年間300万円~400万円の配当。では1億円がなければどうするか

かぶとたいぞうです。

今日は米国株長期投資の基本的な考え方についてです。

米国株長期投資で3%~4%の配当を安定的に得ることは十分可能です。



ペプシコやP&G

ペプシコやP&Gなど、私が保有する生活必需品の手堅い銘柄は、倒産する可能性が低く、安定して配当を出しています。しかも毎年増配(配当金を増やすこと)していますので人気が高いです。

それら人気の高い株ほどおすすめですが、人気の高い株は株価も高く、配当率はそれほど高くはありません。

ペプシコやP&Gの配当率

2024年9月1日現在のペプシコの配当率は3.14%、P&Gの配当率は2.35%です。

でも、増配が期待できますから、3、4年も持っていれば、YOC(自分が実際に投資した金額に対する配当率)は4%程度までいく可能性が高いです。

今年のペプシコの増配率は7.11%、P&Gの増配率は6.99%でした。計算すればお分かりになると思います。



もし1億円を持っていたら

さて、もし使えるお金が1億円あったとして、ペプシコに1億円投資したら、最初の年は300万円の配当が得られます。配当は毎年増えて行き、4年目には年間400万円くらいになっているかもしれません。

400万円もあれば普通の生活ができます。世の中には年収400万円未満の人がたくさんいます。

資本主義は、お金がお金を生む

資本主義では、お金がお金を生むのです。

1億円を手に入れれば、働かなくても普通の生活ができるのです。

では、1億円を持っていない人はどうすればいいか。



1億円を持っていない人は

まず、必死に働いて元手を作ります。無駄遣いなどせず、ギャンブルには一切手を出さずに貯金するのです。

貯金が100万円くらいになったら、優良株に投資します。決して配当率の高い株や値上がりが期待できる株、ハイテクなど流行りの株には投資せず、地味で潰れない会社の株、毎年増配している株を選びます。

その後も働いて株を買い足す

そして、その後も必死に働き、毎月少しでもお金を残して、残ったお金で株を買い足します。配当をもらったら使わずにとっておいて、その配当も株に再投資します。

そんなことを10年もやれば、将来が見えてきます。

本当に10年くらいやってみてください。道が見えてきますから。



10年後の心境

10年では保有株の時価総額は1億円にはとうてい及ばないでしょう。配当も400万円にはとうてい及ばないでしょう。

でも、あと何年続ければ時価総額が1億円に達するか、配当が400万円に達するかが想像できるようになっているはずです。

そして、ますます投資意欲が旺盛になり、よく働き、節約をして株を増やそうと懸命に努力するようになるでしょう。人は手応えを感じると、ますますやる気になります。

時価総額1億円、年間配当金400万円に達した時

100万円からスタートした米国株長期投資が、何十年か後に時価総額1億円に達し、年間配当金が400万円に達した時。

その時は、1億円を持っている人が初めて米国株長期投資を始めたのとまったく同じなのです。つまり、1億円を持っている人になったのです。



やれば誰でもできる

宝くじで1億円を当てることは何年かかっても難しいですが、米国株長期投資で1億円を作るのはそれほど難しくはありません。

ただ、時間がかかるのです。

若い人こそ、この方法で資産を作って欲しいのですが、若い人ほど速攻で儲けようとしてギャンブルや胡散臭い投資話にハマってしまうのです。

米国株長期投資はやれば誰でもできるのですが、勤勉さと忍耐力が必要なのです。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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