かぶとたいぞうです。
日本にいる時は、野菜をしっかり洗います。
スーパーマーケットなどで買ってきた野菜はきれいで、虫食いの跡がまったくありません。そうとうきつい農薬がかかっているからだと思います。
農薬がかかってないと(密閉した部屋で水耕栽培しない限り)虫がつくに決まってます。
虫食いのない小松菜
例えば小松菜なんか私も家で何回も栽培したことがありますが、虫がついてひどいです。小松菜は人間にとっても美味しいですが、虫にとっても美味しいのでしょう。
その小松菜を日本のスーパーマーケットで買うと、まったく虫食いがないのです。
店で買った野菜は水道水でごしごし洗う
私は店で買った野菜は小松菜に限らず、ほうれん草でもピーマンでも流水でごしごし洗います。時間をかけて洗います。農薬が恐ろしいからです。
では、家の畑で採れた野菜はどうか。
家で採れた野菜も流水でよく洗います。葉野菜なんかは裏表よく見て洗います。虫がついているからです。
自家菜園の野菜には虫がいる
我が家の菜園は無農薬ですから、虫がつきます。
小松菜なんかアオムシやヨトウムシの大好物ですから、葉っぱ1枚1枚を裏表見ながら、流水で丁寧に洗わなければなりません。時間も手間もかかります。
だから最近は大葉、春菊、トマト、きゅうり、ネギ類など虫がつきづらいものを多く栽培しております。それでも流水でよく洗います。大葉なんかも裏表よく見て洗います。
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タイでは
ところで、タイでは野菜はさっとしか洗いません。
なぜか。
はじめのうちはタイでも野菜をしっかり洗っていました。でもタイの人たちがさっとしか洗わないのを見て、私もさっとしか洗わなくなりました。
それには2つの理由があります。
1つ目の理由
1つ目は、タイの水道水が汚いからです。
汚いといっても、農薬が入っていたり毒が入っているわけではありません。簡単に言うと取水口付近の川の水が泥で濁っており、更に老朽化した水道管の錆も混ざって水道水が茶色く濁っているのです。消毒用の塩素も日本の5倍くらい入っています。
水道水で洗わないほうがきれい
かえって野菜は水道水で洗わない方がきれいなくらいなのです。かといってペットボトルの飲用水で野菜を洗うのも現実的ではありません。
それで気になる表面だけ、水道水でさっと洗うのです。
ただし、生で食べる野菜は水道水でよく洗った後に、少量の飲用水ですすぎますが。
2つ目の理由
2つ目は虫です。
タイの庶民的な八百屋で売っている野菜は虫食いだらけです。
パタヤだとブッカオ市場で売っているものがそうです。農薬がかかっていない証拠なので安心して買っています。
パタヤでも、ビッグCやフレンドシップなどで売っている野菜は虫食いがまったくなく、見た目がきれいですが、私は買いません。理由は分かるはずです。
たまに虫もついている
ブッカオ市場などの庶民市場で買った野菜には、虫食いの跡もありますが、よく見ると虫そのものもついていることがあります。特に移動販売のリヤカーの野菜は虫だらけです。
ところが驚いたことに、タイの人たちは、その虫のついた野菜を平気で買っていくのです。
タイの人たちは虫が平気
タイの人たちは虫をなんとも思っていないのです。いや、むしろ虫は歓迎で、アオムシやイモムシなんかがついていたら、ラッキーと思うようです。
そうです。タイでは虫を食べるのが当たり前なのです。特にタイの女性は虫が大好きで、おやつや酒のつまみに大人気なのです。
そして私もタイでは時々酒のつまみに虫を食べています。自らは進んでは食べませんが、タイの友人に勧められて、付き合いで食べることがあるのです。
虫は気にしない
だから、タイでは汚い水道水で洗うより、よく見て虫のついていない野菜を買ってきて、さっとしか洗いません。万が一虫がついていたとしても無視です(オヤジ~)。
葉野菜につく虫に毒のある虫は滅多にいません。危ないのは毛虫くらいですが、毛虫のついた野菜はタイの八百屋でも売らないでしょう。
だからタイでは適当にささっと洗えばいいのです。
でも日本ではしっかりと洗う
でも、日本では自家菜園の大葉やミントですら、葉の裏表をよく見ながら流水でしっかりと洗います。
タイでは妥協しますが、やっぱり虫は嫌だし、日本の水道水はきれいで安いからです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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