かぶとたいぞうです。
私が保有する米国株10銘柄の今年2023年の増配率が出揃いましたので列挙しコメントします。
10銘柄すべてが増配しています。
●ペプシコ(PEP)【食品】、10.0%
食品はコロナにもインフレにも強いことがよく分かりました。
今後もペプシコを中心に配当再投資で買い足そうと思っています。
●ゼネラル・ミルズ(GIS)【食品】、9.3%
こちらも食品です。今まで増配しなかった年もありましたが、9.3%も増配するなら2年分の増配率に相当します。
ゼネラル・ミルズも余裕があれば買い足したいです。
●ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)【医薬品】、5.0%
食品2銘柄に比べると見劣りしますが5%も増えれば十分です。インフレに対抗できます。
●アッヴィ(ABBV)【医薬品】、5.0%
もともと配当率が高いので5%も増配してくれればオンの字です。
●ファイザー(PFE)【医薬品】、2.5%
ファイザーは近年ふるいません。
来年から始まる新NISAにからめて、売るとすればファイザーかもしれないと思っています。
●ギリアド・サイエンシズ(GILD)【医薬品】、2.7%
こちらもぱっとしません。
ただ、もともと安い時に買ったのでこのまま持ち続けます。
●プロクター・アンド・ギャンブル(PG)【生活用品】、3.0%
増配率は低いですが長期に渡って増配しているので安心です。
ずっと持ち続ければきっと将来は太い収入源になると思っています。
●コルゲート(CL)【生活用品】、2.7%
何とも言えません。でも歯磨きは廃れないと思うので持ち続けます。
●フィリップモリス(PM)【タバコ】、1.6%
もともと配当率が高いので増配してくれるだけでも嬉しいのですが、ちょっと勢いが衰えてきた感じがします。かつては3%くらいは増配していましたから。
タバコは世の中から無くなるようで、なかなか無くなりません。火をつけて吸うシガレットはだんだん減るとは思いますが、加熱式タバコや噛みタバコなどの形で残ると思います。
フィリップモリスは「金のなる木」だと思っています。
●ロッキード・マーチン(LMT)【軍需】、7.1%
軍需強しです。ウクライナ問題があるからか、けっこう儲かっているようです。
増やそうとは思いませんが、このままずっと持ち続けます。
以上10銘柄単純平均 4.8%
増配率は銘柄選びの大事な要素
増配率は、連続増配年数とともに銘柄選びの大事な要素です。
たとえ現在の配当率が低くても、何年も続けて高い増配率で配当が増えると、実際の投資額に対する配当の率(YOC)はしだいに上がります。
ペプシコの例
例えばペプシコ(PEP)の現在の配当率は2.7%しかありませんが、私の今までの実際の投資額に対する現在の配当の率(YOC)は5%近いのです。
PEPが毎年増配するからです。
配当金が飛躍的に増える
増配は配当再投資とともに、将来自分がもらえる配当金を飛躍的に増やす重要な要素です。
長期投資の銘柄選びの参考にしていただければ幸いです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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