かぶとたいぞうです。
先日、札幌市西区福井にある五天山公園でホタルを見てきました。
日本でホタルを見たのはこれが初めてでした。
昔は札幌にもホタルはいたらしい
亡くなった母によると、昔は札幌にも普通にホタルがいて、母が子供の頃は蚊帳の中に入れて寝ながら蛍の光を楽しんだそうです。
ところが私が物心ついた頃には札幌にはホタルはもういませんでした。だからホタルはテレビや映画でしか見たことがありませんでした。
伊豆にはまだホタルがいる
私の仕事仲間で伊豆の下田に住んでいる人がいて、伊豆では未だにホタルが見えるところがあるというのです。それを聞いて私はホタルを見るためだけにわざわざ伊豆に行こうとしましたが、その人となかなか都合が合わず、実現しませんでした。
だから、今回札幌でホタルが見れたのは大感激でした。
五天山のホタル
五天山のホタルは自然に孵(かえ)ったホタルではありません。毎年、春になるとどこかから幼虫をもらってきて、五天山公園の中の川に離しているそうです。その幼虫が成虫になってこの時期の夜に光るようです。
それを何年も続けて、そのうちに成虫が卵を生み、それが冬を越して幼虫に成長して、その幼虫が成虫になるという自然繁殖のサイクルができることを目標にしているそうです。
そうなったら嬉しいです。
ホタルを自然繁殖させる取り組み
ホタルを自然繁殖させる取り組みは、帯広でも仙台でもやっているようです。他でもやっているところがあるかもしれません。
いいことだと思います。
同じ自然回帰でも、ヒグマが度々出るのは歓迎できませんが、ホタルなら歓迎です。
そのうちに北区の私の家の裏庭にもホタルが出るようになれば嬉しいです。
日本でホタルを見たのは
冒頭に「日本でホタルを見たのは初めてでした」と書いたのは、実は以前タイでホタルが光るのを見たことがあったからです。
クラビからアオナンを経て、渡し船で行く「ライレイ」という海の村に泊まった時でした。
暗闇の中をすごく明るく光る物体
夜、岬の先端のリゾートホテルにもどる途中、暗闇の中をすごく明るく光る物体があり、それがホタルだと分かるまでにけっこう時間がかかりました。
蛍光灯のような青白い光で点滅しながら飛んでいたので、初めは何か人工的なものかと思いました。それが木にとまったのを見て、やっとホタルだと分かったのです。
五天山で見たホタルは
今回五天山で見たホタルはタイのホタルに比べると光は弱かったですが、そのぶん幻想的でした。
よく見ると、そこかしこにふわふわと飛んでました。
まだ見てない人は行ってみるといいです。無料です。
詳しくは「五天山公園」でネット検索してホームページをご覧ください。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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