かぶとたいぞうです。
今朝、いつものようにマーケット情報を見ていたら、ドルが143円まで上がっていて驚きました。
昨日の夜、パウエルFRB議長が「年内もう2回の利上げ」を示唆したことはニュースで知っていましたが、まさかそれだけでこんなにドルが上がる(円が下がる)ものかと思い、少し調べてみました。
やはりFRB関係者の発言がきっかけ
ところがやっぱりパウエル議長の発言と、それに関連したニュースしか見当たりません。
ボウマンFRB理事が「インフレ抑制のために追加利上げが必要」とか「インフレの水準はなお容認できないほど高い」と発言したようですが、パウエル議長の発言同様、FRB関係者の発言がきっかけのようです。
日米金利差が鮮明に
それで、米国金利が上がり、いつまでも金融緩和とゼロ金利を続ける日本との金利差が意識されてドルが上がったというより日本円が下がったようです。
イングランド銀行を始め、ヨーロッパ各国の中央銀行も相次いで利上げを決めたようで、日本と欧米の金利差がますます鮮明になり円を売る人が増えたようです。
日本だけ置いてきぼり
最近の日本は国力も低下しています。このまま置いてきぼりにされるのではないでしょうか。
円はタイバーツに対しても下がりに下がっています。1円は0.25バーツをとっくに切って、今は0.246バーツ付近です。
FRB関係者の発言でここまで日本円が下がる背景には、日本に見切りをつける動きがあるのではないでしょうか。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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