かぶとたいぞうです。
これといったイベントも材料もない中、米国株が上がっています。
昨夜の終値は前日比で、NYダウが+0.55%、S&P500は+0.75%、ナスダックは+1.13%、かぶとたいぞうポートフォリオは+0.66%でした。
ソフトランディングへの期待
これといった材料がないのに株が広範囲に上がっている理由は、米国経済のソフトランディングを期待したものだろうと思います。
つまり、インフレのピークが過ぎ、次回12月のFOMC会合での利上げ率が従来の0.75%から0.50%に下がり、その後も利上げ率が下がったり利上げが止まり、ついには利下げに転じでインフレ対策が終了し、米国経済が順調に回復するというシナリオへの期待です。
期待が今の株高を支えている
実際に米国の住宅は下がってきているようですし、石油もピーク時よりずいぶん下がりました。
私はインフレがそんな簡単に収束するとは思えませんが、その方向に向かっているとの期待が今の株高を支えているのは事実です。
明日発表されるPPI
明日発表されるPPI(Producer Price Index、生産者物価指数)はCPI(消費者物価指数)の先行指標です。もし期待通り物価が下がっていれば米国株の上昇が続くでしょう。
ただし上がり過ぎれば下がるし、下がり過ぎれば上がるのが相場です。
今後も乱高下が続くような気がします。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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