かぶとたいぞうです。
昨夜の米国株は私の予想に反して続落しました。
一昨日のFOMC終了後のパウエルFRB議長の声明に対し、あまりにもネガティブに反応したため、昨夜は値を戻すのではないかと思っていたのです。
しかし結果は、私の予想がハズれて株価は昨夜も下がりました。
昨夜の終値
昨夜の各株価指標の終値は前日比でNYダウが-0.46%、S&P500は-1.06%、ナスダックは-1.73%、かぶとたいぞうポートフォリオは-0.30%でした。
私の持ち株では四半期決算が良かったギリアド・サイエンシズが引き続き上がっていて、とうとう1株80ドル近くに迫りました。
長期金利は上昇
米10年国債の金利は少し上がって4.124%でした。
長期金利が上がった影響か、ドル/円は148円付近まで上がり、ハイテク株の多いナスダックがやや大きく下がりました。
パウエル発言の影響が残る
一昨日のパウエル発言以来、基本的な相場環境は変わっていません。インフレが落ち着くまでは利上げを継続するとパウエル議長があらためて強調したので、浮かれ気分の楽観論が引き締まった格好です。
しかし、足元の経済指標は決して悪くなく、四半期決算で好成績を発表した企業も多いのです。しかもパウエル議長は何も今までと違うことを言ったわけではありません。むしろ初めて、利上げ幅縮小の議論を始める可能性に言及したのです。
今後は上がるかも
過度の落胆で株価が大きく下がった後は、逆転上昇するはずです。それが昨夜ではなかっただけだと思うのです。
今夜金曜日、あるいは来週明けから、これといった理由もなく米国株が回復上昇する可能性は大いにあるとみています。
ただし今夜の雇用統計がどう影響するか
ただし、今夜4日に発表が予定されている米国の雇用統計の内容と、それに対する反応に大きく影響されるかもしれません。
市場がネガティブな反応をした場合は、雇用統計の内容が良ければ良いで、FRBの利上げ継続を後押しすると捉えて株価が下がるかもしれません。
また、雇用統計の内容が悪ければ悪かったで、米国経済の先行きを案じて株価が下がるかもしれません。
逆に市場がポジティブな反応をした場合は、雇用統計の内容が良くても悪くても株が上がる理由になるでしょう。
心理的要因
現在の米国株相場は、市場参加者の心理的要因が株価に大きな影響を与えています。だから気分とかムードによって結果は大きく変わると思います。
私は長期投資家であり、株を売る気は毛頭無いので、株価が上がっても下がってもあまり気になりません。
景気や企業業績には関心がある
しかし、雇用統計や企業業績、景気には関心があります。雇用環境が良く、景気が良ければ企業業績も良くなり、私が頂戴する配当が増えるからです。
当然私は米国経済がだんだん良くなることを望んでいます。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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