かぶとたいぞうです。
昨夜の米国株は、思ったとおりFOMC結果待ちの様子見ムードであまり動きませんでした。
各株価指標の前日末比は、NYダウで-0.24%、S&P500は-0.41%、ナスダックは-0.89%、かぶとたいぞうポートフォリオは-0.16%でした。
長期金利はやや上がった
米10年国債の金利はやや上がって4.052%でした。
ナスダックがやや大きく下がったのは長期金利が上がったからだと思います。
NYダウの終値は前日比79ドル75セント安の3万2653ドル20セントでした。
雇用動態調査
昨日米国時間の午前中に発表された9月の雇用動態調査(JOLTS)結果は、やや堅調でした。
これにより、FRBのタカ派姿勢が続くとの観測が広がりましたが、今日で終わるFOMC後のパウエル議長の記者会見を見極めたい人が多く、相場は動きませんでした。
9月の雇用動態調査概要
9月の雇用動態調査では、非農業部門の求人件数が前月比で2カ月ぶりに増え、市場予想を大幅に上回りました。
また、失業者数を求人件数が大幅に上回り、賃金上昇につながるとの見方を誘いました。
FRBはインフレ指標と並んで雇用指標にも注目しています。雇用指標が良いなら、遠慮なく利上げを継続できるという見方も無くはないのです。
FOMC
FRBは今日まで開催されるFOMCで、4会合連続0.75%の利上げを決める見込みだとウォール・ストリート・ジャーナルが予告していました。これはすでに相場に織り込み済みのはずです。
問題は、次の12月会合でまた0.75%利上げするのか、あるいは0.50%に利上げ幅を縮小するのか。みんなそこに注目しているのです。
FOMC後のパウエル議長会見に注目
今日の深夜遅く、あるいは明日の朝に発表されるパウエル議長の会見でそのへんを探ろうと考えている市場参加者が多く、みんな様子見ムードなのです。
私もパウエル議長の会見に注目しています。
明日には今後のゆくえを占う材料が明らかになっているでしょう。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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