かぶとたいぞうです。
やっぱり米国株は上がったり下がったりです。
今週初めから2夜連続で大きく上がり、一昨日の夜はちょっとだけ下がった米国株でしたが、昨夜はやや大きく下がりました。
バリュー株ほど下がった昨夜の米国株市場
昨夜の終値は前日比で、NYダウが-1.15%、S&P500は-1.02%、ナスダックは-0.68%、かぶとたいぞうポートフォリオは-2.02%でした。
私の持ち株は全体的に下がりましたが、特に最近業績がよく株価が値上がりしていたゼネラル・ミルズ(GIS)が大きく下がりました。
長期金利が上がったから?
昨夜米国株が下がった理由は、報道では「長期金利が上がったから」ということになっています。しかし、それならナスダックのほうがより下がるはずです。
だから、おそらく単純に月曜日と火曜日に上がり過ぎたから下がっただけだと思います。
今夜発表される9月の米雇用統計
それと、日本時間の今夜遅くに発表される9月の米雇用統計を見るまでは買えない、と慎重な態度の買い手も多かったのだろうと思います。
雇用統計の内容によっては、今夜の米国株相場は大きく動くかもしれません。
上がり相場なら
でも、上がり相場の時なら、雇用統計の内容が良くても悪くても株価は上がります。
雇用統計が良ければ景気が回復していると思って株価が上がり、雇用統計が悪ければFRBが利上げをためらうかもしれないと思って株価が上がります。つまり上がり相場の時は、雇用統計が良くても悪くても株価が上がる理由になるのです。
下がり相場なら
逆に下がり相場の時は、雇用統計が良くても悪くても、株は下がります。
雇用統計が良ければFRBの利上げが進むと思って株が下がり、雇用統計が悪ければ景気が悪くなったと思って株価が下がるのです。つまり下がり相場の時は、雇用統計が良くても悪くても株価が下がる理由になるのです。
今の相場を見極める
その点を踏まえて、今夜の雇用統計の結果がどう出るか、そしてそれによって株価が上がるのか下がるのか。
そのへんをしっかり見極めたいと思います。
下がり相場が続くのでは
なんとなくですが、もう少し下がり相場が続くのではないかという気がします。
FRBがそうしたがっているような気がするからです。
「まだ浮かれてる場合ではない」
「物価が下がるまで利上げも量的金融引き締めも手を緩めない」
FRB関係者のそんな声が聞こえてきそうです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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