かぶとたいぞうです。
昨夜の米国株は7営業日ぶりに上がりました。
終値の前日比は、NYダウで+1.88%、S&P500は+1.97%、ナスダックは+2.05%、かぶとたいぞうポートフォリオは+1.04%でした。
英イングランド銀行(中央銀行)による英長期国債の購入
報道によると、株価が上がった理由は英イングランド銀行(中央銀行)が英長期国債を購入すると発表し、それによって英国債が上がり、英国の長期金利は逆に下がり、ついでに米国の長期金利も大幅に下落したためとなっています。
英国政府が新大型減税策を出したため、英国の金融市場は混乱していました。それを鎮静化するため、イングランド銀行は計画していた量的引き締めを延期し、緊急長期国債購入策を発表しました。それで英国債は上がり、英国の金利は下がりました。ここまでは理解できます。
だからといって米国の金利も急低下したのはなぜ?
しかし、その影響を受けて、米国債まで上がり、米国の金利が急低下したことは私には理解できません。
しかし、米国の長期金利が下がったことは事実で、金利が下がれば買われやすいナスダックなどに多いハイテク株、グロース株が特に上がったことも事実です。
米国株は下がり過ぎていたので自律反発で上がったのだろう
でも私は、今まで米国株が下がり過ぎていたので自律反発で上がったのだろうと思っています。米国債も今まで下がり過ぎていたので上がったのだろうと思います。
英国の金融政策の転換はきっかけに過ぎないのではないでしょうか。
何かが心理的なきっかけとなって相場が大きく動く
何かが心理的なきっかけとなって相場が大きく動くことはよくあることです。米国株は今まで下がりに下がっていたので、反発のチャンスをうかがっていたように感じます。
相場というものは極めて心理的なものです。そしていつも必要以上に大きく揺れます。
米国株は当面の間、上がったり下がったりか
当面の間、米国株はこんな感じで上がったり下がったりを繰り返しながら、しかし中期的には徐々に下がっていくような気がします。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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