かぶとたいぞうです。
米国株は順当に上がり相場に移行するとばかり思っていましたが、そうはいかないようです。
昨夜の終値は前日比で、NYダウが-1.23%、S&P500は-0.67%、ナスダックは-0.30%、かぶとたいぞうポートフォリオは-0.27%でした。
7月下旬のFOMC後は順当に上がり基調が続くと思っていましたが、なかなか思い通りには上がりません。何か単純ではない理由があるのかもしれません。
ペロシ米下院議長の台湾訪問が?
報道は昨夜米国株が下がった原因を、昨日のペロシ米下院議長の訪台に関連付けて説明しようとしていますが、あまり関係ないように思います。
おそらく、しばらく上がったので少し下がっただけでしょう。この後また上がるのではないでしょうか。
ドル/円相場は反発したが
ドル/円相場はやはり思った通り反発しました。ただ、一直線には上がらず、一進一退です。
ここにも何か単純ではない理由があるのかもしれません。
そもそも、株価も為替相場も複雑怪奇で予想ができません。だから予想しても無駄なのです。
株の上がり下がりも、為替相場も
株価は予想できないことが分かっているから、私たちは配当狙いの長期投資、分散投資を徹底しているわけです。
実のところ私たち長期投資家には、株価の上がり下がりにも為替相場にもあまり関心はありません。
関心があるのは景気と業績と配当だけです。
景気と業績と配当
現在、景気は確かに減速しているようです。そのような指標が出ています。しかし私が保有する会社の業績はそれほど悪くありません。配当も今のところ滞っていません。むしろ増配しています。
景気の影響を受けづらい、地味だけど生活に関連した銘柄ばかりを選んだのだから当然です。
だからなんの心配もしていません。株価は上がっても良し、下がっても良しなのです。
ただし株価が下がったら原因を気にする
株価が上がったら、実現することのない資産評価額の増加に気分を良くし、株価が下がったら、配当再投資で買える株数の増加に気分を良くします。
どっちも気分が良いですが、現実的には株価が下がったほうが保有株数が実際に増えるので実利があります。
ただし、株価が下がった原因が業績の悪化ならば、将来配当が減る可能性があります。だから業績チェックはしっかりやり、回復の見込みのない企業ならポートフォリオの入れ替えを検討します。
今のところ業績は良い
今のところ、どちらかというと景気に押されて株価が下がっているだけです。私の保有企業はどれも業績がいいし、減配の可能性は低いです。
だから株価が上がっても良し、下がっても良しなのです。
ドル/円相場も同じ
ドル/円相場も同じです。上がっても良し、下がっても良しなのです。
私の保有資産はほぼすべてドル資産なので、ドルが上がったほうが得なように思います。しかし、株を売って円に替えるか、配当を円に替えない限り、ドル高の利益は実現しないのです。
すべて単なる評価益
私は株を売るつもりはないし、今のところ配当もすべて米国株に再投資しています。だからドル高の実利は得ていないのです。すべて単なる評価益なのです。
将来配当を円に替えて生活費にあてる時期が来て、その時にドルが上がっていれば、実際に手に入る円の現金が増えるので得をします。その時は評価益ではなく実益です。
今はドルが上がろうが下がろうが
でもその時になって逆にドルが下がっていれば損なのです。
だから今はドルが上がろうが下がろうが、どちらでもいいのです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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