かぶとたいぞうです。
昨夜の米国株は、最初は上がって始まり、途中で反転下落し、後半は徐々に上がって、最後は前日を少し上回って終えました。
終値の前日比は、NYダウで+0.64%、S&P500は+0.95%、ナスダックは+1.47%、かぶとたいぞうポートフォリオは+1.62%でした。
ハイテク株と生活関連株が同時に上がった
昨夜は珍しいことにハイテク株と生活関連株が同時に大きく上がりました。
たいてい、ハイテク株が上がった日は生活関連株は下がることが多いです。逆に生活関連株が上がった日はハイテク株が下がることが多いです。
昨夜はハイテク株と生活関連株が同時に上がりましたが、きっと別々な見込みで上がったのではないでしょうか。
上がった原因は異なる
ハイテク株のほうは、昨夜ちょっとだけ米国の長期金利が下がったので、ハイテク株の今後の値上がりを見込んで買った短期投資家が多かったのではないでしょうか。
生活関連株のほうは、米国の今後の不景気に備えて、景気の影響を受けづらい株を選別して買う長期投資家が多かったのではないでしょうか。
いずれも割安感で買ったのだとは思いますが、ハイテク株と生活関連株とでは投資姿勢がまったく違います。
迷いのある値動き
いずれにしても、上がったり下がったり、迷いのある、あるいは方向性の定まらない値動きです。
背景には米国経済の先行きに対する懸念や心配があるのでしょう。
米国経済の先行きに不安
FRBのパウエル議長は6月23日に米下院金融サービス委員会で「インフレ抑制に向け無条件で取り組む」と言明しました。
景気を犠牲にしてもインフレ対策を重視するという姿勢をあらためて示したのです。
年末あたりから不景気になる?
米国内には今年の年末あたりから来年にかけて深刻な不景気が訪れるとする予想が広がっているようです。
そうなるかどうかは誰にも分かりませんが、多くの人が疑心暗鬼で米国株を売り買いしていることは間違いなさそうです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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