かぶとたいぞうです。
米国株は昨夜もまた下がりました。
業種別の上がり下がりはマダラ模様ですが、どちらかと言うと大きく下がったのは消費関連のバリュー株でした。
私の持ち株では、ペプシコが-1.5%、ゼネラル・ミルズが-2.1%、P&Gが-2.3%、フィリップモリスは-5.4%でした。
そしてどういうわけか軍需産業であるロッキード・マーティンも-2.0%でした。
私のポートフォリオは1.6%も下落
私のポートフォリオ全体では1.6%も下落し、NYダウの-0.7%、S&P500の-0.6%と比べても下がりが大きかったです。
つい先日まで「これからはバリュー株の時代だ」「生活関連の地味なメーカー株は下がらない」と豪語していたバチがあたったのかもしれません。
私の保有株の時価は、この2日間で2百万円以上下がりました。株はやはり先が読めないと、あらためて痛感した次第です。
米国株2日続落の理由
米国株2日続落の理由は、やはり景気の先行きへの警戒感でしょう。
今までは物価が上がっても、米国は景気が良いからものは売れると信じられていました。しかし最近になって買い控えが増え、消費が落ち込み、景気が悪くなっているのではないかと見る向きが出てきたようです。
景気の先行きへの警戒感は根強い
米国株は一昨日急落したので、昨夜は反発するのではないかと思っていました。特に生活関連のバリュー株は下がりすぎた感があったので、急反発するような気がしました。
しかし市場では景気の先行きへの警戒感は根強いようです。
株価がどこまで下がるか見極めたいという投資家も多いのかもしれません。
NYダウは去年3月以来の安値
昨夜NYダウ平均は今年の最安値を再更新し、去年3月以来の安値となりました。この1年以上の値上がりがすべて吹っ飛んだ感じです。
私は配当狙いの長期投資家だから落胆はしていません。むしろ昨夜もペプシコが安く買えたので喜んでいるくらいです。
今のうちに生活関連のバリュー株を買い益そうと思って、さらにペプシコとP&Gに指値注文も入れました。
短期投資家は落胆
しかし、世の中には株価の値上がりを狙った短期投資家が多いと聞きます。特に日本人は短期投資家が多いようなので、今頃は落胆しているのではないでしょうか。
昨今の米国株ブームに乗って1年以内に投資を始めた人なんかは狼狽していると思います。
ベンジャミン・グレアム氏の言葉
私の師匠であるベンジャミン・グレアム氏が言っています。
- 賢い投資家は、株価が高値の時に「愚かで哀れな投機家」に売り、株価が下落したときに彼らから買い戻す。
- 「愚かで哀れな投機家」は、株価が上がったら買い、下がったら狼狽して売る。
私も投機家が狼狽して売った株を安値で買う
私はバイ&ホールド型の超長期投資家なので、株価が高値の時に売ることはありません。しかし、株価が下落した時に投機家が狼狽して売った株を安値で買うつもりです。
私も「賢明なる投資家」を目指していますから。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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