かぶとたいぞうです。
昨夜の米国株式市場は売り買いが交錯し、NYダウ平均の終値は3営業日ぶりにちょっとだけ値上がりしました。
しかし、その前の2日間で相当下がりましたので、1週間単位で見るとやっぱり今週は下がっています。
今週のNYダウの値動き
そして、NYダウ平均の週末の終値が前の週より値下がりするのはこれで8週連続です。
NYダウが8週連続の下落
8週連続の下落は1923年以来99年ぶりの長さだそうで、米国株の下落傾向はますます鮮明になりました。
一昨日米国株が急落して以降、投資家の間では景気の先行きが不透明だという見方が根強いようです。
米国株の下落は長期化するか
インフレを背景とした原材料コストの増加、供給網の混乱による輸送コストの増加、人手不足による人件費コストの増加などで企業業績が悪化する懸念が強まっているようです。
さらに物価高に対応するために人々の買い控えが増え、消費も伸び悩んでいるという見方が強まっているようです。
その結果、米国株の下落傾向が今後も長期化するのではないかという懸念が広がっているようです。
米国株の長期間推移
下のグラフをご覧ください。NYダウ平均株価の長期推移です。
グラフがこちゃこちゃして見づらいかもしれませんが、長期で見ても、最近の株価下落はけっこう目立つようになりました。
今の下落もそのうちに「○○ショック」となるかも
もう少しこの調子で下がれば、そのうちに誰かが「○○ショック」と名付けて暴落扱いになるかもしれません。
昨年の年末頃からもう半年ぐらいの間、米国株は下がり続けているのです。
リーマンショックの時は、下がり傾向が出始めてから約1年半もの間、米国株は下がり続けました。だからこの下がり傾向はまだまだ続くかもしれません。
下落が長期化したら
少なくともウクライナ戦争が終わってコロナも一定の結末を見て、物価がある程度安定して、日本を除く各国の金融引き締めが終わらない限り、米国株の下落傾向も終わらないような気がします。
私は長期投資家ですから株価の上がり下がりにはあまり興味がありません。下がれば買い足すだけです。
もし暴落になったら
私は今年の3月までに、投資可能資金のほとんどを米国株に投資済みです。持金の大半を使い果たした後に、もし暴落が来たら少し悔しいです。
しかし、それでも株価が暴落すれば配当の再投資を積極的に行い、生活を切り詰めて少しでもお金を残してすべて米国株に投資します。
暴落は買う絶好のチャンスですから。
本当の懸念
ただそんなことより一番の懸念は配当が減ることです。
私の保有株は手堅い企業ばかりなので心配はしていません。ただ、まんがいち不景気が続き、私の保有企業の業績が下がり配当が減るような事態になったら困ります。
保有企業の業績は常にチェック
だから景気と保有企業の業績だけはこれからもしっかりチェックしていくつもりです。
それによってポートフォリオの見直しも考えるかもしれません。
それが長期投資家にとって、こういう時に一番大事なことだと思います。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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